【拡散お願いします】⽂化芸術⽀援の申請後の精算手続きは、今までは領収書郵送だったのですが、9月12日からExcelにて提出に変わる。Excel以外ではダメと。
— ワタナベマモル (@mamoru_stiff) September 21, 2020
Excelない人、使用経験ない人(僕も)は補助金もらえないの?
文化芸術をバカにしてるの?
Excelだけしかダメなんで絶対に撤回させます。 pic.twitter.com/frZlBjogjO
「Excelだけしかダメなんで絶対に撤回させます」は意味不明瞭。「Excelだけしかダメなん で 」は、Excelの使用を撤回されたら大変困ってしまう。「Excelだけしかダメなん て 」と書き直すべき―であって、あのななんか運動したいならできるだけ推敲してからやるとか、なんとか、できるだけ伝わりやすい文章を心掛けたりすると、ちょっといいらしいぞ?
きわめて秀逸な突っ込み:
平田オリザ氏がかつて土建業会に向かって言った言葉が思い出されて爆笑しております。さて。「エクセルくらい覚えなさい」「エクセル買う金がないならツイッターでクダ巻く時間でフリーウェアを入れなさい」。
— TFR_BIGMOSA(首輪つきの温和で可愛い大猫) (@TFR_BIGMOSA) September 22, 2020
平田オリザのブーメランを喰らう人はかわいそうだが―まあ、「文化芸術をバカにしてるの?」なんて謎の、文脈にどういう価値があるのかわからない、そういう意味で(悪い意味で)文学的だか哲学的だかなんだか分からん言語センスのなせる技をぶっこむセンスが問われると思う。いや文化芸術に携わる人たちは当然、もと土建屋もすなるパソコンなんぞお分かり遊ばされるだろうということなんだろう、それこそ平田オリザを踏まえて。
なにはともあれ、文化庁のマンパワーの効率化を目指す案ではあろうと思われ、なんらかうまい落としどころがあればなあというのはもちろんのこと。そしてそうした観点からいえば「絶対に撤回させます」というのは後退なので好ましくない。複数の可能性が開かれるという、自由度の高さこそ求めるべき道だろう。
Excelが使えないひとのみを基準にものを決める―なんてのは、最近はそうまで流行とはいえないと思う。50年前の労組なら、最悪ランクに手が遅いひとを基準にデータ入力の分当たり基準入力可能数を決めたりしただろうけど。最近は複数基準併用が求められる傾向にないかなあ。
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