先日のメモで見た予定通り,中国主導によるメコン川パトロールが土曜(10日),開始した:
BBC Mekong River four-nation patrols begin after attacks 10 December 2011
土曜朝,ビルマ,ラオスとともにジョイント・パトロール開始と,Xinhuaが伝える。これは直接には10月に,中国人船員13名が殺害されたことに切欠を持つ。
ゴールデントライアングルの麻薬密売人連中の犯罪かと思いきや,どうもタイ軍人が拘束されたりしてて…中国が怒るのも無理はない。
とりあえずパトロール開始。ただ,中国側Yunnanの警官・国境警備隊200名ほどが動員されていたり(それに対するビルマ等々のcouterpartはどうかとか),どこまでメコンを下るのか,場合によっては怪しげな者があらわれようが,逮捕権はあるのかどうかとか,ちょっと外見からは不明瞭のご様子。
基本的に他国には不干渉というのが通例かと思われ,中国も基本その態度(を宣言していたところ)であるところ,拡大する経済はとてもその態度でい続けることを許さなかったというところ,の様子。
注意点としては―中国はソマリア沖の治安維持活動で重要な位置を占めているとはいえ,中国の”積極性”が警戒される東南アジアでの共同行動の,”this is the first such joint deployment in South East Asia”であるということ。
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