空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

日記『ジュラシック・シャーク』

2019-08-27 20:49:47 | Weblog
『シネマこんぷれっくす』の教育を受け、私も映画を見ることにしたよ!

 投売りされてた『ジュラシック・シャーク』!

 もちろん、事前にこの映画の評判を調べるなんて、野暮なことはしないのさ!
 さあスイッチオン! ざっと80分のお楽しみが始まるんだ! オーイエース!

(約60分後)

期待通りのステキ映画だ!

 すばらしい…すばらしい…!

 オープニングタイトルからして、いったいどれほどの低予算か、と涙できるほどに納得感が高い!

 極めて納得度の高いチープなサメCG!

 なぜだかライオンのように吠えるメガロドン!

 サメ映画なのにサメが出ない、とは評のことばだが、いやあ、そこそこサメが出る。せっかくサメ映画なのに山を通って逃げようだなんて展開なので、「ああ! 飛ぶの?! サメ、飛ぶの?! 飛ぶんだな!!!」と期待がたかまるがサメが飛ばない!
 ああ、できるだけリアルということにしたいんだな…とおもいきや、最後の最後で綺麗な飛翔を披露してくれる!

 ああ、ああ…すばらしい映画だった。突っ込みどころがつぎつぎ出てきてかなり飽きない。

 サメ映画の最底辺? 消す価値すらない? そんなのはモノの愉しみ方をしらない連中の妄言だ!
 比較的真っ当そうにはじまるオープニング、しかしどうしても漂うアレっぽさから、見る者すべてを強制的に現実に引き戻す、あまりにも素敵なタイトル! ここまで見て、なんだ、その…「普通に面白い映画」を求めるような「普通」の感性なんか捨ててしまえ!

 素晴らしい…素晴らしい!

 これか、これが最底辺か?! ならばその点では非常に高い評価をうけるという『デビルマン』や伝説の『幻の湖』はどれほどだろうか!

 世界はまだまだ、愉しみに満ちている。
 そんな素敵な悟りを得ることができる、素晴らしい映画だった。期待通り、そう、本当に期待通りの製品だった…。

 もうね、ビリー先生と『シネマこんぷれっくす』には感謝しかありませんね!

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