空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

カバーストーリーの練りこみを求めたい。

2018-02-20 19:28:37 | ノート
沖縄タイムス [大弦小弦]岐阜県大垣市で風力発電が計画されていた2013~14年、こんなことがあった… 2018年2月19日 07:10

岐阜県大垣市で風力発電が計画されていた2013~14年、こんなことがあった。公安警察が、反対しそうな住民の個人情報を集めて事業会社に提供。「今後情報をやりとりし、平穏な大垣市を維持したい」と持ち掛けた

会社側が作った打ち合わせ4回分の議事録に、農業の船田伸子さん(61)の名前もあった。全国に顔が利く人物に仕立てられ、警官が「過激なメンバーが応援に入る」「危険を感じたらすぐ110番して」と会社側に「忠告」していた

赤旗 共謀罪先取りの監視 住民運動 過激視 警察、勝手な想像 岐阜・大垣署事件 2017年2月4日(土)

3回目の相談からは、同法律事務所の事務局長だった船田伸子さんが4人目の“メンバー”に勝手に加えられます。船田さんは3人とは友人ですが、風力発電とは無関係でした

 しかし

ねっこのわ〜小さな輪から大きな輪へ♪ パパママ・だれデモ♪inおおがき 2012-06-26 16:17:26

6月30日(土)午前10時集合場所 大垣公園 城西広場(天守閣すぐ西)「パパママ。だれデモ」10時半~11時 大垣城西広場⇒大垣駅前で

【西濃地域 呼びかけ人】吉留政子(福島浪江町被災遺族)・進藤明美(原発イヤ。ママの会)・長尾拓裕(ゆるだるの会)・YKS.NO54(花村和歌子他)・河村秀一(再稼働ダメ!年金者の会)・小林敬子(げんぱつ いやいやバーバの会)・船田伸子(放射能に不安を感じる市民の会)

中日新聞 参院選ルポ(中) 脱原発 2013年7月11日

参院選公示翌日の五日夕刻、金曜恒例となった脱原発街頭活動の一団がJR大垣駅前に現れた。「福井の原発で事故が起きると大垣に大きな影響があります」。訴えに合わせ、チラシを配るメンバー。しかし家路を急ぐ人の多くは、素通りだ。
 「最近はほとんどチラシを受け取ってくれないんです」。中心メンバーのひとり、船田伸子さん(56)=大垣市=は口をへの字に結んだ。昨年八月に活動を始めたころは、三十分でチラシ百枚もはけたのに


 などとあって、長年のガチの運動家とみえる。
 恐らくは誇りを持って長年、運動してきた人であろうものを、そのときその場の報道のために、その栄光の過去をまるっとなかったことにして、まったく単なる市民が権力の恣意的な犠牲者になった―というような記事の主人公にするのは、ちと人間の道具的利用が過ぎないか。

 たしか、大韓航空機テロ事件で転向者がでたのは、彼女の仕事を無かったことにするという祖国の非人情が原因ではなかったか。
 いやまあ、それを理解した上で工作員になるべきなんだ、というのもある種の正論ではあろうけど。

 尤も、当人はその手のことを納得の上でプロパガンダの道具たることに人生の意義を見出しているかもしれず、もしそうなら、私としてはそれはそれで敬意を抱く。ただ、さらっと検索しただけでカバーストーリーはあっというまに破綻しそうなので、もちょっと考えるべきではないかとも思う。『確かに長年の運動家だったが、定年を機に隠遁生活に入ろうとしたが、警察は隠居老人まで破壊工作員認定しているのだッ!』というほうがもちょっと共感がふえそう。

 樺美智子だって、学生時代の最後のお務めに出たら、不幸にも事故死してしまって…その理不尽さが共感を呼んだのではないか。

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