空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

見た記事メモ(2012-11-19) ミャンマー記事

2012-11-19 22:33:40 | Weblog
WSJ-Japan オバマ米大統領が東南アジア訪問、中国をけん制 2012年 11月 18日 13:00 JST

オバマ米大統領は現在、ミャンマー、タイ、カンボジアの東南アジア諸国を訪問中だ。特にミャンマー訪問は現職の米大統領として初めてで、歴史的な訪問となる。大統領のミャンマー訪問の背景には、米国が中国と勢力争いを続けるアジア地域で新たな関係構築を目指す米国の戦略がある

 その戦略の中身については記事を見るとして,相当ミャンマーに気を使っているものと見え,

時事ドットコム 一層の改革努力、直接促す=ミャンマー大統領と会談-米大統領 2012/11/19-16:05

オバマ大統領は首脳会談で、全ての政治犯の無条件釈放、民族・宗教衝突の平和的解決、北朝鮮との軍事協力関係の断絶などについて具体的に言及したもようだ。大統領は記者団の前で、米政府当局が使用している「ビルマ」というミャンマーの旧国名を使わなかった

 と,BurmaではなくMyanmarを使うという,こんなところに非常な気遣いが読み取れよう。
 もちろんミャンマー側も適宜”お土産”を与えるわけで:

VietJo ベトナムニュース ミャンマー、受刑者452人に恩赦、オバマ大統領の訪問控え 2012/11/19 18:23 JST配信

ミャンマー政府は15日、数日後にバラク・オバマ米大統領の訪問を控え、国家の親善を反映するため、外国人を含む452人の受刑者に恩赦を与えたと発表した。15日付ミジマニュースが報じた

 政治犯が含まれているかどうかは不明ながら,まあ通例含まれているであろうというわけ。

時事ドットコム ミャンマーに500億円=円借款再開、首脳会談で表明へ-政府 2012/11/19-12:41

政府がミャンマーに対する500億円規模の円借款を来年にも実施する方針を固めたことが19日、分かった。民主化支援の一環として、最大都市ヤンゴン近郊の「ティラワ経済特区」のインフラ開発などを対象とする。カンボジア訪問中の野田佳彦首相が19日夕、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会談し、表明する見通し

 1987年11月の凍結以来,26年ぶりの再開とのこと。

時事ドットコム ミャンマー・ヤンゴンの風景 写真特集 2011年12月25日

 先方の状況がほの見える写真たちである。
 …食事はなんとかなりそうだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« al Shababの待ち伏せ攻撃とエ... | トップ | MujaoはMenaka市をTuareg勢力... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事