空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

人のいう大御心が,決して『陛下の大御心』ではなく,『本人の大御心』であること

2011-09-13 23:45:20 | Weblog
 タイトル引用(三笠宮崇仁『古代オリエント史と私』227頁)。
 学生指導で日が暮れ,日付がかわる(日記)。

地政学を英国で学んだ アメリカ:9・11以前と現在の比較 2011-09-13 18:28

@MyoyoShinnyo こなたま 「128億ドルの財政黒字と原油価格1バレル28ドル → 1兆5000億ドルの財政赤字と原油価格1バレル115ドル かぁ」(2011/9/13)
@MyoyoShinnyo こなたま「あ、でも比較ポイントとして2001年9月10日と2011年9月11日じゃ、2001年~2011年の間で決定的な変化が起こったのがどの時点だったのか・傾向として悪化の一途だったのかが不明瞭で比較として不公平かもしれない」(2011/9/13)

 まさに「どうしてこうなった」状態だが。

@MyoyoShinnyo こなたま「人類の恐ろしさをあまり知らないイカ娘に「映像の世紀」を全シリーズぶっ続けで見させる嗜虐妄想。第2集・大量殺戮の完成で失禁、第5集・世界は地獄を見たでパニック症状、第8集・恐怖の中の平和のキノコ雲に向かって歩いていく兵士のシーンで精神が壊れる事を期待」(2011/9/13)

 まあそのオタの業は深いなあと。

@robo7c7c ナナシ=ロボ(福島市) 「全く同意 RT @synfunk: 話せない話さない存在をいいことに「陛下の御心」を勝手に忖度してあーだこーだいうのは保守にとっちゃ不敬の極みなんじゃねーの。」(2011/9/13)

「保守」の伝統だそれは:
天皇機関説」(日本語版Wikipedia)

 心のなかのマイ天皇陛下に忠誠を誓うのであって,リアル天皇陛下は割としったこっちゃないというステキ仕様。

「民主化とはなにか? と聞かれても,満足に答えられる人はなかなかないだろう。それなのに敗戦後じつによく使われた。最近ではめいめいが勝手に自分の一番よいと思うある概念を想定して,それが民主化なのだといっているにすぎないような気がしてきた。昔,軍人は大御心という言葉を使った。私もその一人であったが,さいわい私は陛下と言葉をまじえる機会を持っていたから,陛下と一度も話をしたことのない人のいう大御心が,決して『陛下の大御心』ではなく,『本人の大御心』であることを悟ったのであった」(三笠宮崇仁『古代オリエント史と私』227頁)
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-09-14 18:25:48
幕末以来の伝統ですねぇ>ぼくのかんがえたおおみこころ
公武合体を推進した孝明帝の意向ねじ曲げての討幕の断行によって生まれたのが近代天皇制ですし
プロイセン式の憲法にイギリス式の君主のあり方なんて、
政府が大御心を利用し尽くす為の逆賊認定ツールそのものですし
まあ結局その便利ツールに寄っ掛かって国を滅ぼしたわけですが

その意味じゃ保守が大御心を手前勝手に定義するのは実に保守的なあり方だと言えるのかも知れません
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Unknown (teiresias)
2011-09-14 22:29:23
まーもちろん,そーゆー「保守」の嫌う「左翼」の類も,”天皇陛下”のところが”資本論”とか”マルクス”とか”スターリン”とかになるだけで頭の中の論理構造は同じものと思われ。
そーゆー思考構造自体は変容しないがために,あっさり連中は転向しうるものだ

とゆーのは昭和の評論にあった気がする。

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