しかしまあ、みんな大好き16歳女子がアニメとかラノベとかでキリッとしてかっこいいこと言ったり世界救ったりパンチラしたりするのは大喜びだというのに、リアル世界で似たようなことやったらもうバッシング以外が出てこないの、面白すぎて反応に困る。
— 瀬川深 Segawa Shin (@segawashin) 2019年9月25日
あんなニナ=パープルトン的な顔(※トランプを睨みつける顔;「よくも我が幼年時代を奪ったな!」的な罵り顔など)をさらした上では、あのう、とても「みんな大好き16歳女子」とは認定しがたいんですが。
絶対にクェス・パラヤではないし、喩えるならカテジナ・ルースであろうか。
ピクシブ百科辞典 カテジナ・ルース 1 Feb 2019
「結論となってしまうが富野監督曰く、「もともと何も考えていなかった女」であり、「クロノクル程度の男にケロッといっちゃうようなつまんない女」である。ただし同時に、「それだけですよ。それで何故いけないの。そういう人だっているでしょ、いいたかないけど」と答えられている。
上記の通り、カテジナは最初から最後まで、特に何も考えていない」
「地球連邦政府の庇護の下で暮らしながら、その体制に嫌悪を抱き、しかし何らかの活動を起こす勇気も行動力も持ち合わせてはいない」「(そもそも、彼女の豊かな暮らしは父の働きによるものなのだが)。しかし、己の優れた容姿に自覚があるため「自分には何かができるはずだ」と夢見てただ日々を浪費し、その浪費を自覚しているが故に無性な苛立ちを常に抱えて生きていた」「元々何ら主義主張を有していなかったカテジナは、クロノクルのパートナーとなる道を選択し、自らも彼の力となるため(白馬の王子と対等とならんとする、戦乙女を夢見て)MSで戦場に出る」
以下、まあ、その、未来予測図という気がせんでもない。
あのお嬢さんのやってる事がゴッコ遊びで、お膳立てしてる悪い大人達の影がチラチラ見えてるからですよ。僕らが好きなアニメヒロイン達はあんな憎しみに満ちた表情で演説しないし、大人達が用意したヨットで海を渡りもしないし、帰りは飛行機に乗ったりしない。(続 https://t.co/QgTUAahi8F
— ぐお (@guo_same) 2019年9月25日
まあその、「アニメヒロインにはカテ公なんかがいるじゃないか!」と言われたら、「あれは『僕らが好きなアニメヒロイン』じゃねえよ!」と返すことになろう。
(承前)まともな人達は「突如現れたニューヒロインが国連にたどり着いて演説するまでの段取りを整えてあげたのは誰か」を考えるわけですよ。そうしたら安易に持て囃す事は出来ないのはわかると思うんですが。アニメと現実ごっちゃにしたらいかんよ瀬川さん。
— ぐお (@guo_same) 2019年9月25日
そんなわけで、「僕らが好きなアニメヒロイン達」がどういうものか反省的に考えれば、とてもグレタ・トゥンベリに付き合う気にならんのだが、この瀬川氏はいったいなにをどう考えて「リアル世界で似たようなことやったら」と推定できるものか。おかしいですよ瀬川さん。
お〜いグラビアアイドルの自己決定権については口角泡を飛ばして擁護したのに16歳女子が環境問題を訴えたら操り人形扱いしてバッシングしているみんな〜
— 瀬川深 Segawa Shin (@segawashin) 2019年9月25日
わたしはグレタ・トゥンベルクの自己決定権を擁護・尊重する立場なので問題なしだ。
なお、16歳だが、もはやみなし大人として扱う、ということであって、なのでバカなことをいっているためにはっきりとバカ扱いする。
これは昨今の”批判者”共通の悪癖だ。
倫理・道徳的にどうかという問題とは別に、おそらく、生産性が低いのが最もよくない。
とりあえず、「日本を取り戻す」だなんて懐古厨っぽいダメスローガンながら、まあ未来への希望は多少ないではない安倍首相を擁する自民党と、その安倍をひたすらdisっていくスタイルの野党とで、どっちがどれだけ相対的に勝ててますか、と反省的に思ってはどうか。
…勝ててないんだよ。
ようやく与党2/3ラインを割らせたくらいが、安倍disりの成果なんだよ、と云えばよいか。それは安倍首相がそうまで下手を打たなかったおかげで経済が壊滅しはしなかった事績とくらべて、どれほど偉大な成果だと胸をはれるものなのか。