同じ決定を言っているが、同じ現象を述べてはいないなあと言うような何か。
毎日新聞 国際水泳連盟、トランスジェンダー選手の新カテゴリー創設を検討 2022/6/20 09:31(最終更新 6/20 11:20)
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで開いた総会で、ジェンダーに関する指針を決め、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が出場できる新たなカテゴリー創設を検討することになった。作業部会を立ち上げ、半年をめどに概要をまとめる」
朝日新聞 「オープンカテゴリー」新設検討 国際水連 2022年6月21日 5時00分
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで総会を開き、出生時の性と自身が認識する性が異なるトランスジェンダーの選手が参加できる「オープンカテゴリー」の新設を検討することを決めた。作業部会を設置し、今後概要を取りまとめる」
東京新聞 国際水連、新カテゴリー創設へ トランス選手の参加巡り 2022年6月20日 08時58分
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで開いた総会で、ジェンダーに関する指針を決め、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が出場できる新たなカテゴリー創設を検討することになった」
「競泳ではリア・トーマス(米国)が全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形をトランスジェンダーの女子として初制覇し、賛否を巻き起こしている」
と、オリンピックを目指す有力選手の台頭がこの決定の背後にあるようで。…そりゃあまあなあ、という感は流石にある。
うまれてこのかたずっと女扱いだったが、実はおちんちんが形成未了で体の中に埋まっていて―みたいな例とは、まあ、決定的に違うと私としては思いたくなる。
さて、BBCの日本語版。直球で「禁止」と述べる。上掲の日本語報道は、結構配慮したあとの姿だなあと思う。
BBC Japan 国際水連、トランスジェンダー選手の女子競技への出場を禁止 2022年6月20日
「国際水泳連盟(FINA)は19日、トランスジェンダーの選手について、男性の思春期をわずかでも経験した場合は、女子競技への出場を認めないことを決めた」
そして多くのケースで思春期に差し掛からなければ男女の意識の決定的な違和感を抱かないだろう―と想定すれば、多くのトランスジェンダーを移行先の性でのスポーツ参加から締め出すことになる―といえば、まあ、そうだろう。
「新たな方針は、FINAのメンバー152人の71%の賛成で可決された。FINAは、トランスジェンダーの選手の「完全参加に向けた第一歩に過ぎない」とした」
完全参加。なるほど、レギュレーションをそこそこ合わせてスポーツしてきたわけですからね、というのは尤もではある。
「この決定により、オリンピック出場を目指しているトランスジェンダーの米大学生選手リア・トーマスさんは、女子のカテゴリーに出場できなくなる」
「一方、性的少数者のLGBTの擁護団体「アスリート・アリー」」「の政策・プログラム担当のアン・リーバーマンさんは、「新方針で示されている女子カテゴリーへの出場資格の基準は、すべての女性の身体を取り締まるものだ。実施に当たっては必然的に、女子カテゴリーに出場しようとする選手のプライバシーと人権を著しく侵害することになる」と述べた」
ここで「すべての女性の身体を取り締まるものだ」と言われると「許せませんよね!」と即座に言いたくなるが―いやそもそもスポーツ参加組についてですよね? という突っ込みがまず入るか。そしてこれは身体能力についての区分けなのであり、その点、これまでも身体やプライバシーへの規制取り締まりがなされてきたわけであり―なにがどうして決定的にダメなのかということを広く納得できる形でアピールする必要があろう。
レズビアンに対する思想統制にはなっていない。それ故、この点で「すべての女性」ということには疑問符が付く。バイセクシャルに対しても知ったことではない規制だろう。「女性は性的対象として男性を意図するものであること」などという問題ではなく、長幼取り揃えた30人美女美少女パラダイスを夢見る女性アスリートを排除するものではない。但し対象は18歳以上に限る。
…とまあ。思考実験すれば、微妙な規制はまあありはするか。
ともあれ。一般に男女間で肉体の強度の特徴特色が異なることを理由に男女競技を別にした―のだろう。同じ理屈で新カテゴリをというのは、まあ、そりゃあなあという納得は得やすいだろう。尤も導入当初は、あまりに雑な枠組みになって不満が起こることかとも思う。しかししばらくやってればより適切な運用がなされるだろう―と信仰する立場も、まあ良いのではなかろうか。
毎日新聞 国際水泳連盟、トランスジェンダー選手の新カテゴリー創設を検討 2022/6/20 09:31(最終更新 6/20 11:20)
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで開いた総会で、ジェンダーに関する指針を決め、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が出場できる新たなカテゴリー創設を検討することになった。作業部会を立ち上げ、半年をめどに概要をまとめる」
朝日新聞 「オープンカテゴリー」新設検討 国際水連 2022年6月21日 5時00分
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで総会を開き、出生時の性と自身が認識する性が異なるトランスジェンダーの選手が参加できる「オープンカテゴリー」の新設を検討することを決めた。作業部会を設置し、今後概要を取りまとめる」
東京新聞 国際水連、新カテゴリー創設へ トランス選手の参加巡り 2022年6月20日 08時58分
「国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで開いた総会で、ジェンダーに関する指針を決め、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が出場できる新たなカテゴリー創設を検討することになった」
「競泳ではリア・トーマス(米国)が全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形をトランスジェンダーの女子として初制覇し、賛否を巻き起こしている」
と、オリンピックを目指す有力選手の台頭がこの決定の背後にあるようで。…そりゃあまあなあ、という感は流石にある。
うまれてこのかたずっと女扱いだったが、実はおちんちんが形成未了で体の中に埋まっていて―みたいな例とは、まあ、決定的に違うと私としては思いたくなる。
さて、BBCの日本語版。直球で「禁止」と述べる。上掲の日本語報道は、結構配慮したあとの姿だなあと思う。
BBC Japan 国際水連、トランスジェンダー選手の女子競技への出場を禁止 2022年6月20日
「国際水泳連盟(FINA)は19日、トランスジェンダーの選手について、男性の思春期をわずかでも経験した場合は、女子競技への出場を認めないことを決めた」
そして多くのケースで思春期に差し掛からなければ男女の意識の決定的な違和感を抱かないだろう―と想定すれば、多くのトランスジェンダーを移行先の性でのスポーツ参加から締め出すことになる―といえば、まあ、そうだろう。
「新たな方針は、FINAのメンバー152人の71%の賛成で可決された。FINAは、トランスジェンダーの選手の「完全参加に向けた第一歩に過ぎない」とした」
完全参加。なるほど、レギュレーションをそこそこ合わせてスポーツしてきたわけですからね、というのは尤もではある。
「この決定により、オリンピック出場を目指しているトランスジェンダーの米大学生選手リア・トーマスさんは、女子のカテゴリーに出場できなくなる」
「一方、性的少数者のLGBTの擁護団体「アスリート・アリー」」「の政策・プログラム担当のアン・リーバーマンさんは、「新方針で示されている女子カテゴリーへの出場資格の基準は、すべての女性の身体を取り締まるものだ。実施に当たっては必然的に、女子カテゴリーに出場しようとする選手のプライバシーと人権を著しく侵害することになる」と述べた」
ここで「すべての女性の身体を取り締まるものだ」と言われると「許せませんよね!」と即座に言いたくなるが―いやそもそもスポーツ参加組についてですよね? という突っ込みがまず入るか。そしてこれは身体能力についての区分けなのであり、その点、これまでも身体やプライバシーへの規制取り締まりがなされてきたわけであり―なにがどうして決定的にダメなのかということを広く納得できる形でアピールする必要があろう。
レズビアンに対する思想統制にはなっていない。それ故、この点で「すべての女性」ということには疑問符が付く。バイセクシャルに対しても知ったことではない規制だろう。「女性は性的対象として男性を意図するものであること」などという問題ではなく、長幼取り揃えた30人美女美少女パラダイスを夢見る女性アスリートを排除するものではない。但し対象は18歳以上に限る。
…とまあ。思考実験すれば、微妙な規制はまあありはするか。
ともあれ。一般に男女間で肉体の強度の特徴特色が異なることを理由に男女競技を別にした―のだろう。同じ理屈で新カテゴリをというのは、まあ、そりゃあなあという納得は得やすいだろう。尤も導入当初は、あまりに雑な枠組みになって不満が起こることかとも思う。しかししばらくやってればより適切な運用がなされるだろう―と信仰する立場も、まあ良いのではなかろうか。
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