空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

昨日の話の続き。

2017-05-30 19:06:22 | Weblog
 昨日の話の続き。

産経新聞 ケナタッチ×加計の「2枚看板」で民進攻勢 虎の威を借るも…「なぜ内閣支持率が低下しないのか不思議」 参院幹部が嘆き節 2017.5.29 23:41

「獣医学部新設という半世紀ぶりの改革に向けて、民主党政権においても大変ご苦労されたものとお察し申し上げます」

 …あなたは、そーゆー無駄な嫌味口をきくから嫌われるんだ…。
 いやまあ、軽量級首相の軽量っぷりを満天下に知らしめようという、そーゆー作戦を取られているからという面があるのは想像できるが、だからといって正面からノッてやることもあるまい…。

 とゆーか、そこらへん、分かってて質問し、分かっててノッてるあたり、だからこそ”民進党は安倍応援団筆頭”とか揶揄されるんだろうな。

「安倍内閣はいかなる抵抗勢力にも絶対に屈することはない。政局目当てで既得権益に妥協したり、抵抗勢力と手を結ぶようなことは決してしない」と語気を強めた

 こんな返しをされたら、まあ小気味良い口げんかですよ。自分と関係ないところでやっててくれたら。

 上掲記事、2ページ目

29日の民進党参院議員総会では、小川勝也参院幹事長が内閣支持率について「依然として高い」と指摘し、こう首をひねった。
 「安倍首相への不信も高まっているのに、なぜ大きく内閣支持率が低下しないのか、われわれも不思議でなりません…」
 反安倍勢力の意見ばかりに耳を傾け、一部の「市民団体」との連携を重視しすぎた結果、国民多数派の声なき声を受け止められない-。そんな民進党の今を象徴する迷言だった


 この点はさすが産経ならではといったところか。
 異論はあろうが、意識タカイ系のいうような、『一般国民が愚かでアベに騙されているから』安倍政権支持率が高い…というより納得度は高いのではないか。

 そうではない、と言う場合、民進党の支持率が段々下がっていってることとどう整合性をとるか、である。賢明な者が愚劣になって民進党支持層から離脱していってる…というのは、結構厳しい。

 できることをできるな、と命じるのは難しい。賢くなれ、という命令は難しいが、バカになれ、という命令はさらに難しい。だから賢明な者が愚劣になって、という想定は困難だ。

 ―民進党支持率漸減は、新規客を取り込もうと思って作戦を変えたら、新規客のアレっぷりで旧来の客が逃げていった、ということなんではないのか。



 一般論にしては、えらく個人的な名前が中核的課題になってるな、という感じ。

 とまあ、『安倍総理側の人間は[ひととして]一番大切なものに無関心で無慈悲でいられる冷酷な人間のみ』だと堂々一般論として宣言するようなひと―それを判定するからには、自分(たち)こそが人間性豊かだと宣言するにひとしい―そんな、ほとんど尊大と評すべき者に、さてどれほどひとは集まってくるだろう?


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