空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

中国の武器輸出のグローバル化についての記事メモ

2018-02-21 19:06:34 | Newsメモ
BBC The 'globalisation' of China's military power 13 Feb 2018 By Jonathan Marcus

Experts say China is developing weaponry tailored for export to specific markets, including some deemed too sensitive for Western manufacturers

 ヤな特化だなあと。

China's modernisation of its armed forces is proceeding faster than many analysts expected

 こういう発展の速さはイヤよねえ、と思う。
 いやまあ、反米主義者としては、対抗馬としての中国軍の発展は喜ばしいことと思うのかもしれない。しかし普段、反戦主義者がいうであろうように、武器にカネつっこむより、民生にカネをつぎ込むほうが、一般人民としては幸せになるだろう、一般論としては。

 この点、2007年と比較しての軍事費支出割合は―UKやUSでは、減っているのである。日本は微増(フランスより割合低い)。他方中国はざっと120%増し。イヤあの、この時点で、お前様はなにをお考えです、といいたくなるのではなかろうか、家計にたとえれば。まあ、経済状況がよくなったからとはいえ、それに見合う社会的不具合も山のようにでるはずなのである―それに対応する資金も必要なはずなのだ。

So as a military player China has pretty well joined the Premier League. But this though is not the end of Beijing's global military impact. It is also pursuing an ambitious arms export strategy.

 輸出で儲けることもできるよ!とはいえ、やっぱり、平和主義者的には好ましくない儲け方だよねえ、と。

The IISS Military Balance says that China has sold its armed UAVs to a number of countries including Egypt, Nigeria, Pakistan, Saudi Arabia, the United Arab Emirates, and Myanmar, among others

 ブッシュ(息子)時代には兵士対兵士で殺しあっていた。それはそれで血なまぐさい話だったが、オバマ時代にはドローンでさくっと暗殺という手段にはしり、非対称が卑怯くさいレベルに達した。どっちも非難される性質のものではあって、米国は英国やフランスくらいにしか武装ドローンを売っていない一方、中国のなりふりかまわなさときたら…やはりこれも非難される性質のものだろう。

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