空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

平昌・ノロ問題:落着の目が見えた

2018-02-12 13:06:48 | Newsメモ
Reuters 五輪=平昌のノロウイルス感染計139人に、新たな感染者は減少 2018年2月10日 / 14:05

10日、新たに11人がノロウイルスに感染していることが確認され、合計で139人になったと発表
組織委は新たな感染者数を7日に54人、8日に42人と発表しており、事態は沈静化に向かっているもよう

読売新聞 平昌五輪ノロ、感染者177人に拡大…警備員ら 2018年02月11日 20時32分

平昌五輪の警備員らがノロウイルスに集団感染している問題で、韓国・疾病管理本部は11日、感染者が計177人に拡大したと発表した
感染者のうち、68人が治療を受け、すでに回復しているという

 こうして、恐らくは沈静化へ向かっているらしいことが推測できる。あくまで感染確定が計177名ということだろう。また、回復者とされる68名と言う数字は、最初期報道の感染者数とおおむね一致。つまり三~五日ほどで回復した―というわけで、まあ、通常のノロウィルス被害のコースを辿っているわけだろう。

平昌五輪:衛生安全(を期して欲しい)(2018-02-07)」

 6日ないし7日朝報道(6日時点の報告と推定される)の段階で、32名感染確定。

開会二日前に大蹉跌(2018-02-07)」

 7日夜報道(7日夕方まで)86名とする。これらの感染確定者は、隔離され、観察されていたことだろう。68名というのは、この7日時点までの感染者の約80%にあたる。

平昌オリンピック・ノロウィルス:地下水がいけないとか(2018-02-08)」
平昌・ノロ問題:落着の目が見える?(2018-02-09)」

 8日から9日に原因についての初期調査報告があったが、10-11日の報道は低調(簡単な検索では見なかった)。どうかと思われたが、本日の報道から察するに、新規の症例はほぼ報告なく、沈静化に向かっていると評してよいように思われる。発生症例数からみて、「初期封じ込めに成功した」とは言いたくない気も多少するが(何しろ「飛び火」があったらしいし)、イベントの大規模さからみればやはり、早期に対処し終えたと評価していい気がする。

 あるべきじゃないよなあという大前提はさておき、まあ事故は起こるものだし…。

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