空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

今日見た記事メモ 8 Dec 2008

2008-12-08 20:14:38 | Newsメモ
 趣味に使う時間は少なくなり行き。

BBC Sudan build-up in oil-rich state  7 Dec 2008 Amber Henshaw
 スーダン政府が南コルドファンに6個大隊を増派。ダルフールのJemが入ってきたみたいだから,これを防ぐためというのだが,無論南スーダンのSudan People's Liberation Movement (SPLM)は和平協定違反じゃないか,と抗議の声。

 
BBC S Lanka rebels 'in fierce fight'  6 December 2008
 スリランカ政府軍発表。キリノッチで激しい戦闘続くと。スリランカ軍機の爆撃も6日(土曜)行われたという。東岸のMullaitivu南方10kmのAlampilについては先日もメモしたところ。
 今年中の北部制圧を予定してましたが,あと2週間しかありません。なんにせよ,ここまで押し詰めたからには,軍事的には勝負は決まったものでしょうねぇ。

 最近,テロリズム的攻撃の話を聞きませんね,そいえば。大丈夫かなぁ。

BBC Zimbabwe 'needs new leadership'   7 December 2008
 カーター,アナンらがジンバブウェ,ムガベを非難。
 コレラでエライことになってますが,国内の情報網だって問題あろうし,被害者は報道されたより以上であろうことは疑いないだろうところ,かな。


BBC EU to begin Somali pirate patrols  8 December 2008
 Natoがソマリア沖での作戦開始。指揮は英国。8カ国から6隻の艦船,3機の偵察機を動員。尤も,海賊を捕獲した際どうするかなどは未定のご様子。
 アデン湾はこれほどの”ドリームチーム”の来訪の栄光に輝くことに。

 …「国の軍隊」なんてもの(碌々)ない状態で,地域住民の自発的行動に任せてたらどーなるかという実例ではある。

 私は『軍隊は可能な限り少ないほうが正しい』と考えるのです。つまり,一定の暴力装置は必要悪だと思うのです。この際,そこそこの規模の国軍を(文民統制のもと)もっておくのが合理的な判断だと思うのです。

 時折,国軍とゆー存在を嫌ったり,巨大な軍事技術を嫌うひととかが『民兵ばんざい!』『国民皆兵☆AK全員配布で燃えよ1億火の玉だ♪』なんてやってるのをみますが,…『地域に根差した』諸氏族の『愛郷心あふれる戦闘員』の成れの果てあいや所行をみるにつけ,世間のblogで見る『ぼくのかんがえたさいきょうこくぼうそしき』とかまーどーしよーもないなーと思ったりするのであったり。

 つーかなんでそーいう人って将来の国防大臣とか救国の軍事思想家とかに自分を擬するんだろう(疲れた目とともに)。このあたりは見かけ上の右翼左翼を問わないな。

BBC Presence of Taleban 'spreading'  8 December 2008
 とあるシンクタンクが,アフガンの75%までにタリバンが浸透―というレポート。

 最近,阿片生産は落ちてるそうで,ある種の政治思想を持つ人は『タリバン支配が進んだ今年は阿片生産量も下落した』とプロパガンダに励んではどーです(投げやり)。完全な事実(であろうところ)の文章で嘘もつかず米軍・ISAF展開を非難する好機ですよ(なげっぱなし)。

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