空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ケニア:無神論者は公立学校でのお祈りの日を許したくない

2022-03-04 21:47:14 | Newsメモ
 ケニアじゃnatioal examinationsの前には生徒が学校に集まり、無事の試験進行を祈願する習慣があるのだとか。しかし無神論者からすれば、なんでそんなものに出席せにゃあならんのか―というのは、うんまあ尤も。

BBC Kenya atheists seek ban on school prayer days 2 Mar 2022

 世俗国家としては、そりゃあそんな神に祈る日を設定するなんてのは―というわけだが。

The association of atheists in Kenya has written to the education ministry seeking a ban on prayer days in public schools ahead of national examinations.

The group says the prayer days are in contravention to students' rights.

Public schools have a tradition of organising for prayer days before students sit for national examinations.


The group says children should be left to make their own unbiased decisions about religion.

 子供たちは、自発的にその思想信条を定めるその日までバイアスのない状態におかれるべきだ―というわけだが、さてどこまでどうか、という論点はありだろう。なにしろ知識も習慣もなければ別段特段、宗教に向かう機会自体がなくなるわけであり―国民文化としてのちょっとした儀礼は許容範囲だろうという見解はそこそこアリだ。

 …わが国で言えば地鎮祭。官の仕事であれば絶対やっちゃだめだ!という見解は、まあ…そう強力とは思えない。
 さてさて、どんなものでしょうね。
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