無差別殺人犯の食生活がどんなだったのかが気になるわ。
— 動物の搾取をなくそう!差別をやめよう!これからはVEGAN時代 (@STOPFUR) 2019年5月28日
ま、肉食者なのはほぼ確定であろう。
海外の刑務所では、再犯率を下げるために刑務所での食事がベジタリアンメニューになってたりする。
肉食者は日頃から動物を殺すことで快楽を得ているから、対象者が人間に向いてもおかしくない精神状態。
見事なボケ:
こっそり肉食ってるからでしょうねww
— Mr.円規 (@konpas61k) 2019年5月29日
典型的な突っ込み:
ヒトラーはベジタリアンですよ https://t.co/GI4yekXpUS
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) 2019年5月29日
末期は地図だけ見ていたヒトでしたね、ヒトラー。
さて
#拡散希望#ヴィーガン
— ヴィーガンにまつわる誤カイさん (@VGokai_Arai) 2019年6月1日
よくゴカイされているヴィーガンについて画像で解説したのだ。こちらは転載OK、というか使ってほしいのだ。問題を起こしている人達をヴィ―ガンと呼ぶと、ヴィ―ガン差別が広まってしまうからなるべく過激派、できれば動物愛護過激派と限定してほしいのだ。
※後半毒あり?なのだ。 pic.twitter.com/KnlcRu9Qrc
「体質上、どーしよーもねーのはどーしよーもねーだろが」という常識は持って欲しいなあ、とかいう常識的見解が含まれているようであるが、これに対して
これが問題の図解。一見ビーガンに理解を示しているようで、実のところこれは「他人の嗜好に口出しするな。ビーガンだけでおとなしく菜食していろ」と言っているに等しい。暴力の告発者を「過激派」と称して排除し、「肉食者にとって」居心地の良い菜食者だけを人並みに扱ってやる、という論理。 https://t.co/tiiN9jST9H
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2019年6月11日
「脱搾取派 (ビーガン)」というのは、動物に対する搾取に反対するという意味合いだけでなく―
「自己決定への不当な侵害」という批判を肉食者に向けてください。
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2019年6月13日
肉食産業による土地収奪が世界の飢餓と貧困を生み、肉食産業による大気・水系汚染が畜産場近郊住民の健康を害し、肉食産業による森林破壊が先住民の生活を損なっています。
肉食は動物だけでなく人間の自己決定をも不当に侵害します。 https://t.co/suFsFsh57M
その他環境問題、後発諸国…への収奪にも反対するということらしい。が。肉食悪一元論で世界の収奪を根本的に論じるというのも結構無茶だわな。とりあえず肉を食いすぎるひとたちは、その健康のためにもかなり減らしたほうがいいとは思うが。
タチが悪いのは、この図解に関し脱搾取派が不満を表明すれば、「ほら、こういうのが過激派なんだよ」という反応が間違いなく返ってくることである。つまりマジョリティは自分たちの都合で「尊重されるべきビーガン」と「バカにしてよい過激派」を分け、自分たちの独断で不都合な人間を後者に分類する。
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2019年6月11日
「「尊重されるべきビーガン」」というのは、対等な市民社会における対等なパートナーとしてのそれであって、相互に尊重しあう関係にある者、ということですな。なんかここに誤解があるかもしれないが、特権的に尊重(尊敬)されるのはインドの菜食行者とかであって、趣味で菜食やってたり宗教的信条をもとに菜食してる一般人は別に特権をもってはいない。
他方、それとの対比で「「バカにしてよい過激派」」としているらしいのはオカシイ。
バカにしている、というのはだいぶやわかい言いかえをしたわけであって、「人間の自己決定をも不当に侵害」する類のmilitant Veganを市民社会の敵だとみなしているだけのことなんだが。
>「他人の嗜好に口出しするな。ビーガンだけでおとなしく菜食していろ」と言っているに等しい
— じむりじんじむちゃん (@jimurijinjim) 2019年6月12日
そ う だ よ https://t.co/tk7pUYZoaX
動物擁護派に浴びせられる「押し付けるな」という言葉は、囲碁でいうところの「ありません」に等しい。要するに投了、反論不可能ということの言い換えである。相手がこれを口にした時点で実のところ議論は終了している。
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2018年5月3日
見事な分析である―結論については。残念なことに、対話の条件が失われてしまうので、そこで相互の世界観の闘争に入ることになってしまう。しかし現実世界では、”戦争”は不適切ということになっており、できるだけ穏便にすますには無言で立ち去るしかないという、そういうことなのだ。
これをリツイートするか迷ったが、やはり脱搾取派の本音を「ビーガン擁護者」の人々に分かってもらう必要があると感じた。
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2019年6月11日
脱搾取派は利他的正義に生きる者であり、究極のところ、望むのは周囲の人々から傍観者的な共感を得ることではない。その人々自身が暴力への加担から手を引くことを願っている。 https://t.co/MEEA1wdgZX
ヴィーガンを擁護してくれる、ノンベジの方へ……
— おにぎり(おむ山すび吉) (@onigiriVG) 2019年6月5日
(こうやって画像で文章まとめると、見てもらえないんだよな) pic.twitter.com/4imUvF2Umf
かなりショッキングな表現ではある:「低所得は搾取の免罪符になり得ない」。まあね、肉食の相当部分は娯楽に近い、といわれたら、それはそれなりに納得する。いやだって(カロリーとり過ぎでの)肥満とか糖尿病とか問題になってるからには、そりゃまあね。
しかしまあ、
「動物愛護過激派」というおかしなレッテルが広まっているのは、動物搾取を告発する活動家とおとなしい菜食者を分ける例の図解が幅を利かせているせいか。暴力の糾弾を問題視する傾向もおかしいが、当の糾弾にテロを連想させる「過激派」というレッテルを貼るに至っては言葉の乱用もいいところである。 https://t.co/SxAEhISQhM
— 井上太一 (@OohimeSoukyok) 2019年6月11日
まあ私はmilitant Veganとか言ってるので勘弁してもらえるだろう。
…ともあれ、生物の生/性の営みを「レイプ」と断罪し、あってはならぬ、それから離れよと主張することで、自然界とも和解できなくなってしまうだろうところであるが、まあどうかなあ。
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