空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

スリランカ,ジャーナリストへのテロ

2009-06-02 23:09:41 | Newsメモ
BBC Sri Lankan journalist assaulted 1 June 2009 23:51 UK

 スリランカ。…なんかBecause Instituteのスリランカ動向ニュースが停止してるしメモしとこう。
 スリランカでジャーナリストの誘拐暴行事件発生。Poddala Jayantha氏はコロンボ郊外の自宅近くで白いバンに詰め込まれて誘拐され,解放された時には頭やら足やらに打撲傷,鬚と髪は切られてさんざん。

 彼はメディアの自由のためにキャンペーンを張っている人物で,政府支持者からは政府の権威に逆らう者とみなされているそうです。the Sri Lanka Working Journalists Associationの代表者。幸いにして命に別条はない由。
 スリランカでは斯くの如く,メディア関係者に対する攻撃が多く殺害される者も多い。
 犯人は捕まっていない―これが,『真犯人は捕まるはずがなく明らかになるはずがない』場合だってありうるわけで…。

 …ところで,こうした曖昧な表現って,どれくらい理解されるんでしょうね。
 別に『何か背後の事情について示唆するものらしい』程度の理解でいいと思うんですが,明示的に言っても通じないことが つか聞いてねぇなありゃあ。

『生物兵器のせいであるからには自国の技術ではなんとも対応できず,止むを得ずキャビアを肴に一杯ひっかけながらコレラで死にゆく国民に思いを馳せる』とか,あの大統領を軽蔑し果てた嫌味だとか理解されるんだろうか。

 今回のスリランカの事件の場合,血気盛んな民間"愛国者"たちがテロをした可能性がある一方(目撃なんかされるなよ),軍の裏機関が関与した可能性もあろう,後者の場合,真相が明らかにされることは見込めない,という程度の意味なんですが。


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