BBC India court rules lesbian couple can live together 25 Sep 2018
初っ端の写真のキャプションが「India's Supreme Court struck down a law criminalising homosexuality earlier in September」であって、そもそもうちの国では同性愛者であることを法的に禁じたりはまあないようだし、そうであることを理由とした法的差別もまあまず・さほどないわなというあたり(同性結婚の対応はしていないが、その要請(の認知)だってわりと最近のことではある)。
なので、LGBT闘争のありようも、それに応じて諸外国とは違うわなとは。
「S Sreeja, 40, petitioned the high court alleging her partner Aruna, 24, had been forcibly detained by her family.」
このSreejaさんとArunaさんとが一緒に暮らし始めたら、警察がArunaさんをつれてっちゃった。これはArunaさんのご家族が「うちの娘が行方不明になっちゃったの!」と訴えたからだよねえ、でもさあ…というわけ。Arunaさんは24歳で、うん自己決定権はあるよねというのと、だからといってもいい感じのお年頃ではあり、言葉巧みに誘い出されてセックススレイヴにされちゃうなんて可能性のある感じのお年頃でもあり…保護対象とするのも尤もな理屈である。
ということで、そういう犯罪性がないなら、自立したオトナ同士によるオトナの関係ってことでよくね?というわけだ。
「Despite the landmark Supreme Court verdict, many people in the country remain opposed to same-sex relationships.」
まあそんなものでしょう。なお
「She added that the ruling was possible because the Supreme Court had recently struck down section 377 of India's penal code, a colonial-era law criminalising homosexuality.」
であって、植民地時代…西欧キリスト教徒の支配のときのものですよねーということはいえるわけだ。LGBT解放運動はそれに対する反作用の面があるわな、ということはちょっと意識しておく。
BBC India court legalises gay sex in landmark ruling 6 Sep 2018
…ということもあり、なんというか、レズセックスやゲイセックスを違法としないだけでlandmarkなんだから推して知るべしというような気も。
「The ruling overturns a 2013 judgement that upheld a colonial-era law, known as section 377, under which gay sex is categorised as an "unnatural offence".」
…人間活動はそもそも非自然なものですよねとかいう思いはある。
つうか、そんなに不自然であるべきでないものというなら、ほっとけばそのうち滅びるので勝手に滅ばせておけばよくね?と思うのだが。ただでさえ、同性愛カップルがその遺伝子を引き継ぐ子をつくらないことが明らかであるのに、わざわざそうした関係に介入する、そうまでの必然性・緊急性ってあるものなんだろうか。
「Justice DY Chandrachud said the state had no right to control the private lives of LGBT community members and that the denial of the right to sexual orientation was the same as denying the right to privacy.」
まあ、なんというか、標準的に自由主義だよなあと。
私もこれに同意する。
…だがまあ、こういう見解に同意しない人々も多数おり―どのように人を愛し、どのように人を嫌うかについて「人格者」はそうでないものたちを指導する権利と義務があると信じる者たちがおり、まあくっそうぜえと思う私である。
「The report said homosexuality could still result in the death penalty in eight nations.」
…うんまあその、我々の周囲から段々にちょっとずつでも良くしていこうとよいう、そんな見解とともに、なんぼなんでも死刑はさあ、という国際的圧力にも注意しておいて欲しいなあと。
初っ端の写真のキャプションが「India's Supreme Court struck down a law criminalising homosexuality earlier in September」であって、そもそもうちの国では同性愛者であることを法的に禁じたりはまあないようだし、そうであることを理由とした法的差別もまあまず・さほどないわなというあたり(同性結婚の対応はしていないが、その要請(の認知)だってわりと最近のことではある)。
なので、LGBT闘争のありようも、それに応じて諸外国とは違うわなとは。
「S Sreeja, 40, petitioned the high court alleging her partner Aruna, 24, had been forcibly detained by her family.」
このSreejaさんとArunaさんとが一緒に暮らし始めたら、警察がArunaさんをつれてっちゃった。これはArunaさんのご家族が「うちの娘が行方不明になっちゃったの!」と訴えたからだよねえ、でもさあ…というわけ。Arunaさんは24歳で、うん自己決定権はあるよねというのと、だからといってもいい感じのお年頃ではあり、言葉巧みに誘い出されてセックススレイヴにされちゃうなんて可能性のある感じのお年頃でもあり…保護対象とするのも尤もな理屈である。
ということで、そういう犯罪性がないなら、自立したオトナ同士によるオトナの関係ってことでよくね?というわけだ。
「Despite the landmark Supreme Court verdict, many people in the country remain opposed to same-sex relationships.」
まあそんなものでしょう。なお
「She added that the ruling was possible because the Supreme Court had recently struck down section 377 of India's penal code, a colonial-era law criminalising homosexuality.」
であって、植民地時代…西欧キリスト教徒の支配のときのものですよねーということはいえるわけだ。LGBT解放運動はそれに対する反作用の面があるわな、ということはちょっと意識しておく。
BBC India court legalises gay sex in landmark ruling 6 Sep 2018
…ということもあり、なんというか、レズセックスやゲイセックスを違法としないだけでlandmarkなんだから推して知るべしというような気も。
「The ruling overturns a 2013 judgement that upheld a colonial-era law, known as section 377, under which gay sex is categorised as an "unnatural offence".」
…人間活動はそもそも非自然なものですよねとかいう思いはある。
つうか、そんなに不自然であるべきでないものというなら、ほっとけばそのうち滅びるので勝手に滅ばせておけばよくね?と思うのだが。ただでさえ、同性愛カップルがその遺伝子を引き継ぐ子をつくらないことが明らかであるのに、わざわざそうした関係に介入する、そうまでの必然性・緊急性ってあるものなんだろうか。
「Justice DY Chandrachud said the state had no right to control the private lives of LGBT community members and that the denial of the right to sexual orientation was the same as denying the right to privacy.」
まあ、なんというか、標準的に自由主義だよなあと。
私もこれに同意する。
…だがまあ、こういう見解に同意しない人々も多数おり―どのように人を愛し、どのように人を嫌うかについて「人格者」はそうでないものたちを指導する権利と義務があると信じる者たちがおり、まあくっそうぜえと思う私である。
「The report said homosexuality could still result in the death penalty in eight nations.」
…うんまあその、我々の周囲から段々にちょっとずつでも良くしていこうとよいう、そんな見解とともに、なんぼなんでも死刑はさあ、という国際的圧力にも注意しておいて欲しいなあと。
https://blog.goo.ne.jp/teiresias/e/86bfdb6b5b20b90a632cccabf229f87a
「みてた記事メモ2011-11-22(南アジア分を補給)」2011-11-22
https://blog.goo.ne.jp/teiresias/e/4c6f23ce7de089a513ae31bc1ad58dc6
上の記事の下手人への判決をメモしている
同性愛関係、割と真面目にメモしていたつもりなのだが、さほど(少なくともこちらには)残していない模様。
まあその職務の関係もあり、多少、情報をまとめておく
なんだ、やはり私は同性愛・トランスジェンダー関係のメモを結構残しているじゃないか。