台湾：同性結婚を否認する国民投票

BBC Taiwan voters reject same-sex marriage in referendums 25 Nov 2018

「Same-sex marriage supporters reacted as it became clear that they lost the vote」

「They backed the definition of marriage as the union of a man and woman.」

　どうも昨年、大法院レベルで同性結婚を認める法律を作るようお勧めしたのだそうだが、民意はこれに反する結果になった、と。政府としては、そりゃあまあ、理性の審判としての最高裁の裁定を受け入れるべきところ、民主的正統性には微妙に欠ける情勢になっちゃったという。

「Meanwhile, President Tsai Ing-wen quit as leader of Taiwan's governing party after defeats in local elections.

Her pro-independence Democratic Progressive Party (DPP) lost more than half of the 13 cities and counties it won in 2014.」

　政界地図も激変といったところ。

「One possible outcome could be that gay couples are given legal protection - but not allowed to get married, correspondents say.」

　私としては、それで十分間に合うものと思っている。だいたい、なんで男女の結合という定義で延々凝り固まってきた結婚と言う制度に拘るんだ、そんな手垢のついた概念ではない、新たな結合の形式に新たな名を与えればいいじゃないか、と常々思っている。ここにこそ、幼少時からの教育の強固さを見出したい。心から愛するひととの結合に、出来合いの用語など、不必要ではないのか―と、私はそれなりに原理主義なのでこんなふうに思う。

台湾の住民投票、この禁輸のほか同性婚反対、脱原発撤廃などが賛成多数で成立。リベラル派主導で住民投票の実施や成立の要件を大幅に緩和したが、成立したのは保守派推進の案件ばかりという皮肉な結果に。→台湾、福島産などの食品禁輸を継続へ　住民投票：朝日新聞デジタル https://t.co/9EaU2Sj14s

— 鵜飼　啓 (@s_ukai) 2018年11月24日

朝日新聞 台湾、福島産などの食品禁輸を継続へ　住民投票 台北＝西本秀2018年11月25日00時55分

「統一地方選に併せ、１０件の住民投票が２４日行われた。福島第一原発事故に伴い台湾への輸入を止めている福島など５県の食品の規制を継続することへの賛否を問う投票は、規定を超える賛成票を得て成立する見通しだ。日本側は輸入解禁を期待していたが、難しくなるとみられる」


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　それはさておき、最近、感心したお言葉：

あたいは30年近くゲイとして生きてきたけど、昔ネットのBL小説で「攻め男の、勃起する音が教室に響いた……。」って一文見たときだけは姦通してないオンナに魅力と憧れを感じたわ。

— もちぎ（無職ホモ） (@omoti194) 2018年10月19日

　素晴らしい表現であるなあ。