日経新聞 阪大がAI人材の養成講座 3カ月で院卒レベルに 2019/6/25 18:10
「大阪大学は25日、人工知能(AI)の高度な人材を養成する講座を8月から始めると発表した。企業の研究者を「3カ月で阪大院卒レベルの即戦力にする」(八木康史副学長)のが目標だ。受講者は自らの企業のデータを持参することも可能で、実データによる演習などを通じ、企業が必要とする最先端のAI技術の習得を目指す」
「「機械学習の基礎」「実践深層学習」など5科目あり、計60コマ(1回90分)。講義と演習は阪大の若手教員らが担当する。1科目から受講でき、定員は各科目25人程度。5科目全て受講する場合の料金は120万円(税別)。受講希望者は7月31日までに申し込む」
あーまあ、修士課程の専門科目のコア技能の訓練だけ、と考えれば(一年前期2コマ、後期2コマ、二年前期1コマ)、看板と中身とにさほどの差異はない、と主張することはできそう。ただ、どうしたって詰め込み型教育に近寄らざるを得ず、フルの学生であればこそ、のあれこれは難しそうだが。
…あるものよ、サブ技能の講義・隣接研究室の講義をとっていてこそ、コアの位置づけがはっきりし、類推適用できる新ネタを仕入れたりとか、論文の種ができるとか、それこそこうであってこそ分野間融合ってのができるわけだ。つーか私のコアはずっとそういうものだし。
NHK 大学教員の研究時間減少傾向続く 2019年06月26日 18時28分
「大学などの教員が仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は昨年度32.9%と、16年間で14ポイント近く少なくなっていることがわかり、調査を行った文部科学省は学内の事務などを減らすことが必要だとしています」
調査の「結果、仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は32.9%で、5年前より2.1ポイント減り、調査を始めた16年前よりも13.6ポイント減少するなど減少傾向が続いています文部科学省は、研究者の実態を把握するためにおよそ5年に1度、調査をしていて、大学や短大の理系や文系の教授や助教などの8000人あまりの教員を対象にした、昨年度の分析結果を公表しました。
その結果、仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は32.9%で、5年前より2.1ポイント減り、調査を始めた16年前よりも13.6ポイント減少するなど減少傾向が続いています」
そりゃあ論文も出ないわ、ってなものである。
「また、医師を含む保健分野は、診療活動にあてる時間が10年程前から大幅に増えたため、29.8%と3割を下回りました」
納税者の希望によるわけではある―目の前の医者はできうる限り自分に奉仕すべきだ、という要請の結果だ。
「研究成果をあげるうえで「非常に強い制約となっている」もしくは「強い制約となっている」ことを選択する調査では、「研究時間」とした人が76.4%と最も多く、次いで「研究資金」が56.1%、「研究人材」が48.7%、「研究環境」が40.5%」
次々事務仕事が舞い込むし、事務員が数十年前と比べて明らかに削減されたために事務員もあっぷあっぷであり、まあどうしようもないのである。事務時間の効率化を―というなら、そうねえ、事務官を2割増ししたらどうだろう。そしたら、係長が22時過ぎにまだ残業している(※残業代は19時までくらいしかでないだろ、たしか)という状況は減るのと違うか。
「気晴らしに出かけたゴルフ場でちょいと土壌のサンプルとって分析してみたら新素材の原料がでてきた」なんて類のをどう効率化できるのか、3秒ほどでいいから考えてみて欲しい。
「大阪大学は25日、人工知能(AI)の高度な人材を養成する講座を8月から始めると発表した。企業の研究者を「3カ月で阪大院卒レベルの即戦力にする」(八木康史副学長)のが目標だ。受講者は自らの企業のデータを持参することも可能で、実データによる演習などを通じ、企業が必要とする最先端のAI技術の習得を目指す」
「「機械学習の基礎」「実践深層学習」など5科目あり、計60コマ(1回90分)。講義と演習は阪大の若手教員らが担当する。1科目から受講でき、定員は各科目25人程度。5科目全て受講する場合の料金は120万円(税別)。受講希望者は7月31日までに申し込む」
あーまあ、修士課程の専門科目のコア技能の訓練だけ、と考えれば(一年前期2コマ、後期2コマ、二年前期1コマ)、看板と中身とにさほどの差異はない、と主張することはできそう。ただ、どうしたって詰め込み型教育に近寄らざるを得ず、フルの学生であればこそ、のあれこれは難しそうだが。
…あるものよ、サブ技能の講義・隣接研究室の講義をとっていてこそ、コアの位置づけがはっきりし、類推適用できる新ネタを仕入れたりとか、論文の種ができるとか、それこそこうであってこそ分野間融合ってのができるわけだ。つーか私のコアはずっとそういうものだし。
NHK 大学教員の研究時間減少傾向続く 2019年06月26日 18時28分
「大学などの教員が仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は昨年度32.9%と、16年間で14ポイント近く少なくなっていることがわかり、調査を行った文部科学省は学内の事務などを減らすことが必要だとしています」
調査の「結果、仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は32.9%で、5年前より2.1ポイント減り、調査を始めた16年前よりも13.6ポイント減少するなど減少傾向が続いています文部科学省は、研究者の実態を把握するためにおよそ5年に1度、調査をしていて、大学や短大の理系や文系の教授や助教などの8000人あまりの教員を対象にした、昨年度の分析結果を公表しました。
その結果、仕事をしている時間のうち、研究活動にかける時間の割合は32.9%で、5年前より2.1ポイント減り、調査を始めた16年前よりも13.6ポイント減少するなど減少傾向が続いています」
そりゃあ論文も出ないわ、ってなものである。
「また、医師を含む保健分野は、診療活動にあてる時間が10年程前から大幅に増えたため、29.8%と3割を下回りました」
納税者の希望によるわけではある―目の前の医者はできうる限り自分に奉仕すべきだ、という要請の結果だ。
「研究成果をあげるうえで「非常に強い制約となっている」もしくは「強い制約となっている」ことを選択する調査では、「研究時間」とした人が76.4%と最も多く、次いで「研究資金」が56.1%、「研究人材」が48.7%、「研究環境」が40.5%」
次々事務仕事が舞い込むし、事務員が数十年前と比べて明らかに削減されたために事務員もあっぷあっぷであり、まあどうしようもないのである。事務時間の効率化を―というなら、そうねえ、事務官を2割増ししたらどうだろう。そしたら、係長が22時過ぎにまだ残業している(※残業代は19時までくらいしかでないだろ、たしか)という状況は減るのと違うか。
文部科学省の担当者は「研究時間が増えない状況が続いていて、学内事務など減らすことができるところを減らすほか、研究自体の効率化も考えていきたい」
— tanaka (@tanaka_jeonjung) 2019年6月26日
どうしてこうもこの役所には素人が揃っているのか。
大学教員の研究時間減少傾向続く|NHK 首都圏のニュース https://t.co/RyKVO9vOaA
効率ってのは、出来るだけ早く低コストにゴールへ向かっていく概念と理解してます。着地点がわかっていたら研究ではないんですが、申請書ベースでしか研究に触れることがないとその辺勘違いしちゃうのかも知れません。
— tanaka (@tanaka_jeonjung) 2019年6月26日
「気晴らしに出かけたゴルフ場でちょいと土壌のサンプルとって分析してみたら新素材の原料がでてきた」なんて類のをどう効率化できるのか、3秒ほどでいいから考えてみて欲しい。
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