空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Wa LoneおよびKyaw Soe Oo、恩赦によって解放

2019-05-07 22:08:58 | ビルマ/ミャンマー
 Inn Din村虐殺事件をめぐって、国家機密保護法をネタにした囮捜査でつかまったジャーナリストたち、解放:

BBC Wa Lone and Kyaw Soe Oo: Reuters journalists freed in Myanmar 7 May 2019

 しかもMyanmarの新年を機会にした年次恩赦だそうで、まあ、各方面に面子の立つことである。
 また、当人たちがわりと元気な姿であり、昔のどこぞの軍事政権みたいなヤラカシはナシだということもわかる。まあ、収監中に嫁さんが妊娠発覚し、出産した娘と面会もできたくらいには人道的であって、そこは…ミャンマー政府は、できるだけお行儀良くしようという方向性はあるようで、一定の信頼に値するかと。

Two Reuters journalists jailed in Myanmar for their reporting on the Rohingya crisis have been freed.

Wa Lone, 33 and Kyaw Soe Oo, 29 were released after a presidential amnesty. They spent more than 500 days in prison on the outskirts of Yangon.


Both men have families with young children. Wa Lone's wife, Pan Ei Mon, only discovered she was pregnant after her husband's arrest. He has only seen his daughter a handful of times on her visits to prison.

The journalists were released along with thousands of other prisoners as part of mass amnesties that take place annually around Myanmar's new year.

スーチー「ジャーナリストだから処罰したわけじゃないんだ」(2018-09-14)」

 しかしまあ

The Reuters reporters may now be free but Aung San Suu Kyi's government has watched them languish in jail for 18 months.

 すっかり、「アウンサンスーチー」の名は、圧政者のそれということになってしまったなあ、と時の流れに思いを寄せてみたりする。
 まあ、私は、彼女であればこそ”そこそこ”のほうにやや振れたくらいで治まっていてくれるのじゃないか、と信じるほうですけど。彼女は、あれでも、割と結構頑張ってはまあ、いるんだと思いはしますが。

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