関連:「供託金関係のメモ(2021-01-26)」
個人的には私は、供託金の制度自体には認容し、迎合的であるが、とはいえゲートとしての機能を果たさしめるにせよ、もうちょっと手心をと思うのではあるけど、まあそのこんな具合に真っ向、裏門から直接、ゲートとして機能してねぇぞという例を叩きつけられると大変困るのではある。
中日新聞 豊田市長宅に侵入、脅迫容疑で逮捕 市長選落選30歳男 2021年1月31日 01時11分 (1月31日 02時04分更新)
「会員制交流サイト(SNS)で市長を脅迫したなどとして、愛知県警豊田署は30日、住居侵入と脅迫の疑いで、豊田市上野町6の自称会社役員山内真也容疑者(30)を逮捕した。
逮捕容疑では、30日午前1時半ごろ、豊田市内にある同市の太田稔彦市長(66)方に侵入して刃物のようなものを持って門扉の上に立つなどし、写真を撮って自身のSNSに「コロナ騒動でお金に困っているそこの貴方 (被害者)を○害した先着1名様に現金1億円を贈呈させて頂きます」などと投稿。太田市長に知らせて脅したとされる。
署によると「間違いない」と容疑を認めている」
潔く事実を認めたことについては評価する。いえまあ、最近はこの事実認否の段階で逃げまくる人もいることだし、この点では潔いとみておこう。
報道の時刻については、流石に地元紙、中日新聞はいい仕事をしてますね。産経さんより6時間ほど早い。そしてこの事実は、警察さんがとてもいい仕事をしたことも教えてくれる(後述)。
産経新聞 豊田市長を殺害予告疑い 2021.1.31 07:26
「署などによると、山内容疑者は昨年2月の市長選に立候補し、落選した。今月25日から4日連続で市役所を訪れ「市長に会いたい」などと訴えていたという」
…まあ、その。ヤバげな雰囲気ビンビンだった、とでもいうことでしょうか。
…いつからヤバげになっちゃったのか、いつの段階までは大丈夫そうだったのか。
とりあえず
中日新聞 豊田市長選(2020年2月9日) 2020年2月9日 23時25分 (5月27日 03時57分更新)
「豊田市長選は9日投開票され、無所属現職の太田稔彦氏(65)が動画配信業で無所属新人の山内真也氏(29)を破り、3選を果たした」
「当 102617 太田 稔彦 65 無現(3)
17827 山内 真也 29 無新」
ほぼ7倍差といったところか。
やや聞きなれない「動画配信業」という肩書は、さて誰がどのようにして付けたものかは多少気にはなるが、なんというかそれ以前の問題という気もせんでもない。
あるはあっても、あなたにどれほどの強度で関係しますか、という問題はある。
中日新聞 豊田市議選(定数45 立候補者50)
「1,788
日恵野 雅俊 62 無 現 眼鏡店役員 4
1,444
山内 真也 28 無 新 元会社員 0」
50名の候補者中、堂々最年少というのは素晴らしい。若者の政治参加という点では見本として良い。当選4回の候補者に300票ほどに迫ったのはよいが、しかし市議選で50名中最下位であったことは注意してよいだろう(最下位当選者は2,895票を得た)。
むろん、こうしてメモする私は市議選にもなにも出ていない立場ではある。論評の資格はどこまで、という問題は理解する。が、やはり、頂いた支持の厚みのほど、よそさんとの差ということには謙虚に引き受けるべきではなかろうか。
さて問題。
1月29日に「100日以内」に市長をどうにかしちまうぜ、と示唆するような投稿を開始。この包丁を舐めるあれげな写真は、当人の写真ですな?
と、「暗殺依頼を出すかのような投稿」。これが「二日目」にあたる(1/30の晩か、いや昼だな)。
そして1/30の晩に
時ならぬキャンプファイヤー礼賛。
で、逮捕。当方が1/31の14時ころにアクセスした際、このキャンプファイヤー投稿が17時間前とあったので―つまり逮捕は昨夜21時(~22時)ころまでに行われたと思しい。その一個前、探偵調査事務所の広報については21時間前とあった。なので17時(午後5時)頃までは確実に自由だっただろう。
とまあ。
そんなこんなで、多少の供託金(市区長選挙なら100万円;市区議会議員選挙なら30万円)は、実際上のハードルになりゃあしないなあという、供託金制度に対するとても否定的な見解が出てしまうかなあ、と。
実際、供託金のお取り上げに至るには有効投票数の1/10を下回ること―などとあり。
惨敗した市長選挙だが、勝利者の102617票と彼の17827票を合わせると120434票。この1/10というと12043。つまりこれほどの惨敗だろうと、供託金は返還される(はずだ)。
その間、真面目に給料をもらっていれば、より確実にもうかっただろうに―という問題はある。が、供託金という投資をして、公費で名前と顔を売って、直接投資した金銭は回収できて次の投資に利用出来て―というこの制度は―。
―制度をハックして利益を得ようと真面目に計算した場合、割といい投資のような気もしてきたなあ…(まあその、だからすでに(ry)。
個人的には私は、供託金の制度自体には認容し、迎合的であるが、とはいえゲートとしての機能を果たさしめるにせよ、もうちょっと手心をと思うのではあるけど、まあそのこんな具合に真っ向、裏門から直接、ゲートとして機能してねぇぞという例を叩きつけられると大変困るのではある。
中日新聞 豊田市長宅に侵入、脅迫容疑で逮捕 市長選落選30歳男 2021年1月31日 01時11分 (1月31日 02時04分更新)
「会員制交流サイト(SNS)で市長を脅迫したなどとして、愛知県警豊田署は30日、住居侵入と脅迫の疑いで、豊田市上野町6の自称会社役員山内真也容疑者(30)を逮捕した。
逮捕容疑では、30日午前1時半ごろ、豊田市内にある同市の太田稔彦市長(66)方に侵入して刃物のようなものを持って門扉の上に立つなどし、写真を撮って自身のSNSに「コロナ騒動でお金に困っているそこの貴方 (被害者)を○害した先着1名様に現金1億円を贈呈させて頂きます」などと投稿。太田市長に知らせて脅したとされる。
署によると「間違いない」と容疑を認めている」
潔く事実を認めたことについては評価する。いえまあ、最近はこの事実認否の段階で逃げまくる人もいることだし、この点では潔いとみておこう。
報道の時刻については、流石に地元紙、中日新聞はいい仕事をしてますね。産経さんより6時間ほど早い。そしてこの事実は、警察さんがとてもいい仕事をしたことも教えてくれる(後述)。
産経新聞 豊田市長を殺害予告疑い 2021.1.31 07:26
「署などによると、山内容疑者は昨年2月の市長選に立候補し、落選した。今月25日から4日連続で市役所を訪れ「市長に会いたい」などと訴えていたという」
…まあ、その。ヤバげな雰囲気ビンビンだった、とでもいうことでしょうか。
…いつからヤバげになっちゃったのか、いつの段階までは大丈夫そうだったのか。
とりあえず
中日新聞 豊田市長選(2020年2月9日) 2020年2月9日 23時25分 (5月27日 03時57分更新)
「豊田市長選は9日投開票され、無所属現職の太田稔彦氏(65)が動画配信業で無所属新人の山内真也氏(29)を破り、3選を果たした」
「当 102617 太田 稔彦 65 無現(3)
17827 山内 真也 29 無新」
ほぼ7倍差といったところか。
やや聞きなれない「動画配信業」という肩書は、さて誰がどのようにして付けたものかは多少気にはなるが、なんというかそれ以前の問題という気もせんでもない。
今年は大きな選挙があるなぁ。フフフ
— 山内真也🇯🇵豊田市 (@toyota0620) January 12, 2021
あるはあっても、あなたにどれほどの強度で関係しますか、という問題はある。
中日新聞 豊田市議選(定数45 立候補者50)
「1,788
日恵野 雅俊 62 無 現 眼鏡店役員 4
1,444
山内 真也 28 無 新 元会社員 0」
50名の候補者中、堂々最年少というのは素晴らしい。若者の政治参加という点では見本として良い。当選4回の候補者に300票ほどに迫ったのはよいが、しかし市議選で50名中最下位であったことは注意してよいだろう(最下位当選者は2,895票を得た)。
むろん、こうしてメモする私は市議選にもなにも出ていない立場ではある。論評の資格はどこまで、という問題は理解する。が、やはり、頂いた支持の厚みのほど、よそさんとの差ということには謙虚に引き受けるべきではなかろうか。
さて問題。
【100日以内に○ぬ稔彦スタート‼️】令和の忠臣蔵開幕!✨先祖の教えは「気に入らなければ殺して良い😀⤴️⚔️」さぁ、稔彦は無事逃げ切れるかな?🤪
— 山内真也🇯🇵豊田市 (@toyota0620) January 29, 2021
【山内(浅野)真也プロフィール】赤穂浪士リーダー、広島藩家老、旧華族浅野家末裔。徳川幕府に命を捧げる『三州挙母新撰組』初代総長。別名「忠義の鬼」。 pic.twitter.com/Ov7dcbycr1
1月29日に「100日以内」に市長をどうにかしちまうぜ、と示唆するような投稿を開始。この包丁を舐めるあれげな写真は、当人の写真ですな?
【100日以内に○ぬ稔彦 2日目‼️】
— 山内真也🇯🇵豊田市 (@toyota0620) January 29, 2021
コロナ騒動でお金に困っているそこの貴方‼️愛知県豊田○長の太田○彦氏を○害した先着1名様に現金1億円を贈呈させて頂きます🙇🏻♂️年齢国籍職業は一切問いません!!!どなたでも大歓迎で御座います😸🍀✨勇者トシヒコの生息地は愛知県豊田市住吉町近辺です(2-7-5)😀👍🏻✨ pic.twitter.com/Rd3QAlK4Hu
と、「暗殺依頼を出すかのような投稿」。これが「二日目」にあたる(1/30の晩か、いや昼だな)。
そして1/30の晩に
キャンプファイヤー‼️🔥焚き火最高😀 pic.twitter.com/6ECkDn7M3V
— 山内真也🇯🇵豊田市 (@toyota0620) January 30, 2021
時ならぬキャンプファイヤー礼賛。
で、逮捕。当方が1/31の14時ころにアクセスした際、このキャンプファイヤー投稿が17時間前とあったので―つまり逮捕は昨夜21時(~22時)ころまでに行われたと思しい。その一個前、探偵調査事務所の広報については21時間前とあった。なので17時(午後5時)頃までは確実に自由だっただろう。
とまあ。
そんなこんなで、多少の供託金(市区長選挙なら100万円;市区議会議員選挙なら30万円)は、実際上のハードルになりゃあしないなあという、供託金制度に対するとても否定的な見解が出てしまうかなあ、と。
実際、供託金のお取り上げに至るには有効投票数の1/10を下回ること―などとあり。
惨敗した市長選挙だが、勝利者の102617票と彼の17827票を合わせると120434票。この1/10というと12043。つまりこれほどの惨敗だろうと、供託金は返還される(はずだ)。
その間、真面目に給料をもらっていれば、より確実にもうかっただろうに―という問題はある。が、供託金という投資をして、公費で名前と顔を売って、直接投資した金銭は回収できて次の投資に利用出来て―というこの制度は―。
―制度をハックして利益を得ようと真面目に計算した場合、割といい投資のような気もしてきたなあ…(まあその、だからすでに(ry)。
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