BBC Germany AfD conference: party adopts anti-Islam policy 1 May 2016
「日本よ、これが右翼政党だ」とでも言ってみるところだろうか。安倍首相あたりを極右だのと言って遊んでいると、世界の流れにとりこのされるぞというような気が。
「Delegates at a party conference adopted a ban on minarets, the call to prayer and the full-face veil, saying Islam was "not part of Germany"」
そんなわけで、ざっと5%くらいいるはずのイスラームをはっきり「ドイツの一部をなさない」と宣言するアレ具合。これを直接我が国に適用すれば、1%内外の旧植民地出身者は明らかに…ということになりかねない。まあAfDは小党派であって、国政への直接的影響力はまだ、限定的ではあって―。
…とはいえ、ペギーダの動向もあり、こうした政党の動向・雰囲気は注視すべきかというわけだ。
「A delegate who called for more local dialogue with Muslim groups was booed.」
こうだもの。そーいう雰囲気がけっこう社会のあちこちにたまってきているわけだろう。
「Meanwhile, hackers published the addresses of more than 2,000 AfD members on a left-wing website」
この点については名簿が2000人規模ということで、それなりに絞って・確実なものに限定しているっぽいかんじ。褒められた行動ではないが、「政治の季節」ではありがちなダークグレー闘争法のひとつではある。
AfDの方針をざっくり見れば、まあ我が国でいえばいわゆる「ネトウヨ」が好みそうなもので、そーいうのんがはっきりと党派を組んで、そこそこ選挙で勝利できるようになっている、というのがおっかないところ。
BBC Germany AfD conference: Hundreds of protesters detained outside venue 30 Apr 2016
なお「About 1,000 police were deployed to keep supporters apart from left-wing protesters, who blocked roads, burned tyres and threw firecrackers」であり、この右派政党の党集会を邪魔しようとする左派デモも結構気合が入っている。いや入れんでいい、と言う気はするが(私は暴力騒擾が嫌いなのだ)。
でまあ、デモ側が
「"We are united by our conviction that we cannot let the AfD go unchallenged, and that it is a party which is not only racist, but which is engaged in the politics of exclusion and social division. "We will not allow ourselves to be divided and we stand together for a compassionate society."」
とこう、主張すれば、される側は「されば我々は君たちの一部をなさないというわけだ、このように我々の意見表明自体を暴力でもって圧殺しようということであれば」と硬化する、のではある。
とはいえ、「お前が多数派を騙るな!」と首相やなんかを批判するのはまあよいが:
「The party's leader Frauke Petry attacked the German chancellor Angela Merkel, saying the "silent majority" thought she was "nothing but naked".」
もし君がサイレントマジョリティだというなら、それはだいぶん口数の多いサイレントもあったものだ、とは思われる。
なんにせよ、失業率が10%とかあったりするところに、人口の1%に近い難民を受け入れる―というのは、純粋に”失業率”を1%上げることにもなる、わけだ。右派の作文のような文を書いていると、我ながら思うが。
これに対処するような、そんなことを可能にするだけの予算なんか、ろくろく出て来ようがない。
あと、AfDの希望に徴兵制再開なんてあるそうで。やめておいたほうがいいと思うなー。それはそれでやたらカネかかるし。人員配置に硬直化をもたらすのは明らかなので、好景気がきたときに困るし。
BBC Germany jolted by AfD right-wing poll success 14 March 2016 By Damien McGuinness
―AfDの突然の勝利は衝撃的であった―という記事。連立はどうしようか、ということで非常に微妙な駆け引きを要求される。しかしながら、結局、「中道」はメルケルの方針を支持したといえ―有力な対抗馬もなく―それはあれだ、メルケルの苦労は増すばかり、ということだな。
BBC Trump accuses China of 'raping' US with unfair trade policy 2 May 2016
…激しい言葉遣いである。ともあれ、そういうような非難は30年くらい前は日本に投げかけられるのが通例であったろうところ。さて中国が、この30年を通じて日本がそう変化してきたように”それなり”になるのかどうか。
「日本よ、これが右翼政党だ」とでも言ってみるところだろうか。安倍首相あたりを極右だのと言って遊んでいると、世界の流れにとりこのされるぞというような気が。
「Delegates at a party conference adopted a ban on minarets, the call to prayer and the full-face veil, saying Islam was "not part of Germany"」
そんなわけで、ざっと5%くらいいるはずのイスラームをはっきり「ドイツの一部をなさない」と宣言するアレ具合。これを直接我が国に適用すれば、1%内外の旧植民地出身者は明らかに…ということになりかねない。まあAfDは小党派であって、国政への直接的影響力はまだ、限定的ではあって―。
…とはいえ、ペギーダの動向もあり、こうした政党の動向・雰囲気は注視すべきかというわけだ。
「A delegate who called for more local dialogue with Muslim groups was booed.」
こうだもの。そーいう雰囲気がけっこう社会のあちこちにたまってきているわけだろう。
「Meanwhile, hackers published the addresses of more than 2,000 AfD members on a left-wing website」
この点については名簿が2000人規模ということで、それなりに絞って・確実なものに限定しているっぽいかんじ。褒められた行動ではないが、「政治の季節」ではありがちなダークグレー闘争法のひとつではある。
AfDの方針をざっくり見れば、まあ我が国でいえばいわゆる「ネトウヨ」が好みそうなもので、そーいうのんがはっきりと党派を組んで、そこそこ選挙で勝利できるようになっている、というのがおっかないところ。
BBC Germany AfD conference: Hundreds of protesters detained outside venue 30 Apr 2016
なお「About 1,000 police were deployed to keep supporters apart from left-wing protesters, who blocked roads, burned tyres and threw firecrackers」であり、この右派政党の党集会を邪魔しようとする左派デモも結構気合が入っている。いや入れんでいい、と言う気はするが(私は暴力騒擾が嫌いなのだ)。
でまあ、デモ側が
「"We are united by our conviction that we cannot let the AfD go unchallenged, and that it is a party which is not only racist, but which is engaged in the politics of exclusion and social division. "We will not allow ourselves to be divided and we stand together for a compassionate society."」
とこう、主張すれば、される側は「されば我々は君たちの一部をなさないというわけだ、このように我々の意見表明自体を暴力でもって圧殺しようということであれば」と硬化する、のではある。
とはいえ、「お前が多数派を騙るな!」と首相やなんかを批判するのはまあよいが:
「The party's leader Frauke Petry attacked the German chancellor Angela Merkel, saying the "silent majority" thought she was "nothing but naked".」
もし君がサイレントマジョリティだというなら、それはだいぶん口数の多いサイレントもあったものだ、とは思われる。
なんにせよ、失業率が10%とかあったりするところに、人口の1%に近い難民を受け入れる―というのは、純粋に”失業率”を1%上げることにもなる、わけだ。右派の作文のような文を書いていると、我ながら思うが。
これに対処するような、そんなことを可能にするだけの予算なんか、ろくろく出て来ようがない。
あと、AfDの希望に徴兵制再開なんてあるそうで。やめておいたほうがいいと思うなー。それはそれでやたらカネかかるし。人員配置に硬直化をもたらすのは明らかなので、好景気がきたときに困るし。
BBC Germany jolted by AfD right-wing poll success 14 March 2016 By Damien McGuinness
―AfDの突然の勝利は衝撃的であった―という記事。連立はどうしようか、ということで非常に微妙な駆け引きを要求される。しかしながら、結局、「中道」はメルケルの方針を支持したといえ―有力な対抗馬もなく―それはあれだ、メルケルの苦労は増すばかり、ということだな。
BBC Trump accuses China of 'raping' US with unfair trade policy 2 May 2016
…激しい言葉遣いである。ともあれ、そういうような非難は30年くらい前は日本に投げかけられるのが通例であったろうところ。さて中国が、この30年を通じて日本がそう変化してきたように”それなり”になるのかどうか。
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