空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

見ていた記事メモ(2025-03-11)

2025-03-11 20:48:48 | Newsメモ
【被差別地域を作らねば生きていけないのかお前ら】

朝日新聞 「ジョセンド」知らぬ電力消費地 東京と福島、二つの顔で生きる葛藤 波多野陽 2025年3月10日 11時00分

2月初旬の休日、高層ビル群を見渡す新宿御苑でくつろぐ人たちに尋ねた。「除染土を知っていますか」。10人ほどに声を掛けたが、誰も知らない。こんな答えも返ってきた。

 「ジョセンド? どんな字を書くの」


砂場のような広さの土地にトラック5、6台分の除染土を運び、上から汚染されていない土で覆い、花壇を作る予定だった。しかし、2022年末に計画が明らかになると、そばに住む文筆家の平井玄さん(72)らは「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」を結成。放射性物質の拡散などと批判し、動きはとまった。

 ただ、平井さんにも達成感はない。新宿御苑の周辺で反対を訴えても、道行く人たちの反応は薄かった。「東京の福島化とも言える問題だけど関心が高まらなかった」と振り返る


 ほお。「東京の福島化」ときたか。喧嘩を売るのは上手いな、新聞を売るのは苦手になったようだが。

【イスタンブール:水に取り巻かれながら生活用水に困る都市】

BBC What happens if Istanbul's water supplies run dry? 21 February 2025

Katie Nadworny

In January 2021, the residents of Istanbul slowly, and then quickly, became inundated with ominous headlines: Istanbul could run out of water in 45 days. With reservoirs at shocking lows and little forthcoming winter rain, it was within the realm of possibility that a city of more than 15 million people might soon have no drinking water. Under the instruction of the Diyanet, Turkey's Directorate of Religious Affairs, Friday services at Istanbul's mosques included prayers for rain and water.

The effects of Istanbul's water problems are felt on the outskirts and outside of Istanbul, before they ripple to the centre. Villages near the Melen Dam are agriculturally devastated by the water infrastructure that brings drinking water hundreds of kilometres to Istanbul, and Şile's concreted rivers lead to floods locally and water seeping away from Istanbul.

【南ア:USAID切り下げでHIV対策が】

BBC US cuts send South Africa's HIV treatment 'off a cliff' 1 March 2025

Mayeni Jones in Pretoria & Khanyisile Ngcobo in Johannesburg

The US government's sudden decision to axe funding for HIV programmes is a "wake-up call" for South Africa, the country's health minister has told the BBC.

【謎の八つ当たり】

日テレnews 公園でコイ大量死、池に殺虫剤投入か 48歳男を逮捕 中国・重慶市 2025年1月13日 20:17

中国内陸部の重慶市の公園で、池のコイが大量に死んでいるのが見つかりました。地元警察は、池に殺虫剤を投入したとして48歳の男を逮捕しました

警察は、池に殺虫剤を投入したとして、48歳の男を逮捕しました。男は、同じ公園内で有料の遊具を担当していましたが、有料でニシキゴイを鑑賞できるこの池が自分より儲かっていたことに腹を立て、自宅に余っていた殺虫剤を池に投入したということです

【謎の八つ当たり2】

Net Geek 稲垣えみ子「モリカケは国家的損失!安倍さんは冤罪でも罪を認めるべき」 2017年12月10日

稲垣えみ子「大事な問題いっぱいあるのに、この問題で延々と費やされるってことが本当に国家的損失だって気がするんですよね。」

稲垣えみ子「そうですね。まっ、これ、なんというか…認めたらいいと思うんですよ。安倍さんが指示してたとか関係してたとか別として、周りの人が勝手に忖度したとしてもそれで実際おかしな方向に色々なことが歪められていることは事実だと思うんですよね。そしたらもう忖度で物事が変なふうに進んでいくっていうこと自体がやっぱり大きな問題。忖度が暴走するっていうのが日本人の弱点。それをちゃんと認めて、二度と起きないようにきちんと検証して改めていったら本当にいいと思うんですよね。」

 安倍政権時の、なんか変にこねくり回った反アベ言説のひとつ。






 私はなあ、安倍信者を知らないから、どうとも言えん、というところかなあ。反アベ主義者なら知っていて、迷惑かけられたが―

 ―反アベ主義者が想定するところの(プリミティブ)安倍信者候補生みたいな人とは話したことがある。「韓国となんて、断交してしまえばいいのに! 敵になってしまえばいいんだ!」と言っていた。だから安倍信者とは言えない。安倍は韓国と適宜の関係を取り結ぶ、そういう行動は見られたので。

 軽い反論をしたら説得されて納得する知性があったなあ。退職間近のおじ様とそこらの学生だったが―「ということは、最前線が対馬・北九州・山口になって、そこの沿岸がいまの38度線みたくする必要がありますが、私はいやだな。あのへんに知り合いもいるし」「気楽に海の幸を楽しめる状況のほうがよくありません? 博多の海辺で酒をかっくらうほうが、沿岸地帯2kmを要塞化するよりよほど有意義な土地利用法だと思いますけど」。

 兵役もなく、沿岸地帯をまるっと利用できるステキ状態にあるのに、なんでこれほどの利点を好き好んで放棄しようというのか。





 ということで、伝統的左派と分類されるべき私としては安倍政権に批判的だったりするのだ。下手すると排外主義に陥りそうな危険なポイントを含みつつも。

 ただまあ、そこらの反アベ主義者の浅薄さは耐え難く…。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド・カルナータカ:ホー... | トップ | ソマリア:ベレトウェインで... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Newsメモ」カテゴリの最新記事