毎日新聞 関西医科大、京都朝鮮学校生の受験認めず 「各種学校は要件満たさない」 毎日新聞2020年7月25日 20時28分(最終更新 7月26日 00時43分)
「京都朝鮮中高級学校(京都市)の生徒が2018年、関西医科大(大阪府枚方市)を受験するための入学資格審査を申し込んだ際、要領に記載がないのに「各種学校は要件を満たさない」として、朝鮮学校生としての受験を門前払いされていたことが25日、分かった」
いわゆる各種学校を「一条校」扱いしないのはまあ、基本的に問題はない。だってそうじゃないからねえ。朝鮮学校については特例的に認める傾向はあるにせよ、認めないからと言って即座にアウトとはいえない。
「朝鮮学校は学校教育法の「各種学校」扱いで、以前は高校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格しないと受験できなかった。在日本朝鮮人人権協会によると、現在は各大学が個別に審査した上で入学資格を判断できるようになり、認定されることがほとんどという」
「生徒の代理人の豊福誠二弁護士によると、生徒は高卒認定試験の合格を経て18年10月、医学部のセンター試験利用入試を受験しようと大学に資格審査の書類を送付。後日、大学から自宅に「各種学校は要件を満たさず、認定できない」と電話があり、返却しないとされていた書類が着払いで学校に届いた」
「大学側は、書類返却前に生徒宅へ電話した際に「高卒認定試験に合格していることは分かったので、入学資格は認められる」という趣旨の説明をしていると、昨年11月に生徒側へ回答した」
ここで時系列・事実認識が問われることになろう。高卒資格認定試験に通っていれば問題なく受験できる。そういう制度設計になっている。では資格審査書類送付の際に高卒資格認定試験合格の書類を一緒に送っていたものかどうか?
出願時点で送っているなら、「「各種学校は要件を満たさず、認定できない」」という回答になるだろうか?
…各年度第一回試験は8月上旬ころまでに行われ、結果通知は9月までにはなされるだろう。ということで「生徒は高卒認定試験の合格を経て18年10月」に大学に出願というのはよろしい。…出願時に合格通知書のコピーでも入れるもんなんじゃないのか?
「「高卒認定試験に合格していることは分かったので、入学資格は認められる」という趣旨の説明」
ならば書類を受理すればいいわけだろう。なぜしないか―純粋な差別案件であるか、書類不備でイレギュラーな処理となったか、そんな可能性を考えることができる。
なにしろ「という趣旨の説明」であってね…。『合格したのだという主張は分かった。ならさっさとその証明書類を提出しろ』という意味の発言だ、という可能性が見えなくもない。
ちょっと時系列の確認、諸種条件の情報が少なく、何らかの判断を下すのにも躊躇せざるを得ない。
「京都朝鮮中高級学校(京都市)の生徒が2018年、関西医科大(大阪府枚方市)を受験するための入学資格審査を申し込んだ際、要領に記載がないのに「各種学校は要件を満たさない」として、朝鮮学校生としての受験を門前払いされていたことが25日、分かった」
いわゆる各種学校を「一条校」扱いしないのはまあ、基本的に問題はない。だってそうじゃないからねえ。朝鮮学校については特例的に認める傾向はあるにせよ、認めないからと言って即座にアウトとはいえない。
「朝鮮学校は学校教育法の「各種学校」扱いで、以前は高校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格しないと受験できなかった。在日本朝鮮人人権協会によると、現在は各大学が個別に審査した上で入学資格を判断できるようになり、認定されることがほとんどという」
「生徒の代理人の豊福誠二弁護士によると、生徒は高卒認定試験の合格を経て18年10月、医学部のセンター試験利用入試を受験しようと大学に資格審査の書類を送付。後日、大学から自宅に「各種学校は要件を満たさず、認定できない」と電話があり、返却しないとされていた書類が着払いで学校に届いた」
「大学側は、書類返却前に生徒宅へ電話した際に「高卒認定試験に合格していることは分かったので、入学資格は認められる」という趣旨の説明をしていると、昨年11月に生徒側へ回答した」
ここで時系列・事実認識が問われることになろう。高卒資格認定試験に通っていれば問題なく受験できる。そういう制度設計になっている。では資格審査書類送付の際に高卒資格認定試験合格の書類を一緒に送っていたものかどうか?
出願時点で送っているなら、「「各種学校は要件を満たさず、認定できない」」という回答になるだろうか?
…各年度第一回試験は8月上旬ころまでに行われ、結果通知は9月までにはなされるだろう。ということで「生徒は高卒認定試験の合格を経て18年10月」に大学に出願というのはよろしい。…出願時に合格通知書のコピーでも入れるもんなんじゃないのか?
「「高卒認定試験に合格していることは分かったので、入学資格は認められる」という趣旨の説明」
ならば書類を受理すればいいわけだろう。なぜしないか―純粋な差別案件であるか、書類不備でイレギュラーな処理となったか、そんな可能性を考えることができる。
なにしろ「という趣旨の説明」であってね…。『合格したのだという主張は分かった。ならさっさとその証明書類を提出しろ』という意味の発言だ、という可能性が見えなくもない。
ちょっと時系列の確認、諸種条件の情報が少なく、何らかの判断を下すのにも躊躇せざるを得ない。
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