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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

ミャンマーを想うー今年最後もミャンマー

2021-12-31 10:58:10 | ミャンマー
 年末に飛び込んできた報道です。クーデター前、政府と武装勢力の間では融和の方向で進んでいました。しかし、今は民主化前に戻った感があります。
 ミャンマーが建国以来抱えている問題が民族闘争です。タイ、中国のような民族がいる州があり、そこには軍隊まで存在します。この問題を解決しなければ、どの政権であっても国としてまとまらないと思います。

    


ミャンマーを想うー「ミャンマー祭り特別企画 慈しみのミャンマー写真展」(メルギー諸島)

2021-12-12 13:24:43 | ミャンマー
 写真展に主催者一般社団法人ミャンマー祭りの前代表幹事で写真家関口照生さんのコーナーがありました。テーマは「ミャンマーの子供たち」。

  

  

 ここに真珠の養殖で日本との繋がりがある「メルギー諸島」の作品が展示されていました。旅行者として訪れた日本人は少ないと思います。

  

  

 下川裕治氏著書「『裏国境』突破東南アジア一周大作戦」には
  「メルギー諸島は、ミャンマーの『真珠』と呼ばれているのだという。太陽の光をきらきらと反射する海を眺めていると、
   『真珠』と名付けられた理由がわかる。」
 と書かれていました。


ミャンマーを想う-「ミャンマー祭り特別企画 慈しみのミャンマー写真展」(入場無料)

2021-12-08 15:12:15 | ミャンマー
 写真展の会場は本堂地下1階増上寺宝物展示室前の一角で入場料は無料でした。100点近い作品が掲げられていました。来訪者の姿は数えられるほど。広く告知されていないようなので、仕方がないと思います。

  

  

  

 いくつか印象に残る作品がありました。それを見た瞬間頭に浮かんだのが下川裕治氏著書「東南アジア全鉄道制覇の旅タイ・ミャンマー迷走編」でした。

  

 雨で線路が冠水。立往生した鉄道車両から乗客が降りて歩く姿。鉄道整備が遅れているミャンマーらしい一枚でした。

ミャンマーを想う-「ミャンマー祭り特別企画 慈しみのミャンマー写真展」(開催場所は増上寺)

2021-12-07 09:19:10 | ミャンマー
 東京・港区芝の増上寺で「一般社団法人ミャンマー祭り」が主催する「ミャンマー祭り特別企画 慈しみのミャンマー写真展」に行ってきました。この法人のは日本とミャンマーの交流および教育支援事業を目的として設立されました。代表理事は元総理大臣安倍晋三氏夫人安倍昭恵さん。前代表理事は女優竹下景子さんの夫写真家関口照生でした。

  

  

  

 増上寺と言えば600年の歴史と徳川家の菩提寺として広く知られた名刹です。ここでミャンマーに関する行事が開催されたのは初めてではありません。過去に境内で物産展などが行われたことが幾度かありました。

ミャンマーに想う-新聞報道

2021-11-27 21:44:59 | ミャンマー
 下の画像は9月29日読売新聞朝刊の記事です。

  

 私は読売新聞を定期購読しています。さらに日本経済新聞をコンビニ等で購入してます(稀に忘れます)。
 ミャンマーで起きた国軍のクーデター直後の国情は、連日新聞やテレビニュースで報道されました。その後、抗議デモなどの反政府運動が沈静化すると報道機会が減少してきました。
 しかし、最近になってミャンマーに関連する報道が増えてきました。ただ、ミャンマー国内でのことよりASEAN周辺国の動きが主です。
 読売新聞10月には、
  7日 ASEAN外相会議 ミャンマー国軍トップ会議に呼ばず
  8日 ミャンマーネット遮断
  9日 ミャンマー国連大使が訴え
  14日 国軍から辞任を迫られた ミャンマー拘束の大統領
  16日 国軍、メディア対応禁止 スー・チー氏ら弁護士
  17日 ミャンマー軍トップ招かず ASEAN首脳会議
  20日 「反軍」メディア発行・発信停止
  25日 ミャンマー思い日本で生きる 難民申請したサッカー選手
  27日 ミャンマー異例の欠席 ASEAN首脳会議
  28日 ミャンマー情勢「懸念」
 11月は27日時点で、3、8、13、14、16、17、18、23、24、25、26、27日に記事が載りました。

ミャンマーを想う-将官級交流プログラム

2021-11-20 20:59:32 | ミャンマー
 先ずは下の新聞記事を読んでください。

  

 ここに書かれている「日本財団」は1962年に設立された財団法人「日本船舶振興会」が前身です。「船舶」とは海を航行する船のことではなく、ボートレース(競艇)のことです。財団には競艇の売上金の3%が、レースを主催した地方自治体から入る仕組みとなっています。財団は競艇の売上金を財源に、国内外で福祉や教育などの事業を手掛けています。ミャンマーについては、ハンセン病対策事業、少数民族地域での学校建設や農業支援に1976年から携わっています。
 こうした経緯から、財団代表の笹川陽平氏は2013年、ミャンマー国民和解担当日本政府代表に任命され、ミャンマー国内の和平に向け、政府と少数民族間の対話を促す役割を与えられています。
 今財団に対して在ミャンマー人から冷たい目が向けられています。それは財団が毎年実施してきた「日本・ミャンマー将官級交流プログラム」です。このプログラムはミャンマー国軍の将官級10人を招聘し、陸・海・空の自衛隊基地の視察、陸上自衛隊の実弾演習の見学などが組まれています。
 2017年の訪日団の歓迎パティーである将官が「ミャンマー国軍は、日本によって作られたと言っても過言ではない」と謝意を述べました。
 

ミャンマーを想う-ミャンマー料理

2021-11-10 19:27:19 | ミャンマー
 東京・高田馬場まで向かったのには理由がありました。それは「ミャンマー政変ークーデターの深層を探る」(著者:北川成史 刊行:筑摩書房)を購読したからです。この中に、在日ミャンマー人社会リーダーの一人のインタビュー内容が書かれてました。

  

 その方は高田馬場駅前の商店街「さかえ通り」の奥でミャンマー料理店を営んでいます。店の名前は「スィウ・ミャンマー」。

  

  

 店内の壁には料理の写真が並び、アウンサンスーチーさんの写真も掲げられてます。

  

  

 私はミャンマーの代表的な料理の一つで炊き込みご飯「ダウンバウ」を食べました。

  

  

 ここに来たのは料理を食べることではなく、リーダーの方に会うためでした。その目的は達成できました。

  

  

  


  

 

ミャンマーを想う-何故、高田馬場に

2021-11-07 00:14:39 | ミャンマー
 東京・高田馬場は近隣に早稲田大学、アニメ,服飾の専門学校、日本語学校などある学生街。大学野球が今より盛んだった当時、早慶戦で早稲田が勝った日は早大生がJR山手線高田馬場駅前に大勢集まり勝利に酔いしれている光景が新聞に掲載されたこともありました。
駅周辺はその当時と大きく変わってはいません。駅舎を真ん中にJR山手線と西武新宿線が並行して走っているため、再開発がままならないのでしょう。

  

  

 この高田馬場にミャンマー人向けの飲食店、食材店などが入るビルがあります。通称「リトル・ヤンゴン」と呼ばれています。とはいえ一見して「ミャンマーだ!」でもないので、若干誇張された表現に思われます。

  


ミャンマーを想うー「最後のフロンティア」と呼ばれていたころ

2021-11-03 18:54:57 | ミャンマー
 私が2002~2016年の間旅をした東南アジア諸国(タイ,ラオス,マレーシア,カンボジア,ミャンマー,シンガポール,マレーシア,ベトナム,ブルネイ,インドネシア)は、独裁政権,軍事政権など内政問題を抱えながらも経済は発展を遂げています。その中でもベトナムは人口ボーナス期(生産年齢人口の増加)にあり経済発展が顕著です。実際にハノイ,ホーチミンを歩いてそれを実感しました。人にベトナムの次は、と問われたならば、ある時期まではミャンマーと答えました。民主化に舵を切り始めた頃は「最後のフロンティア」とも呼ばれました。2014年に訪れたヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ,市内のレストランで見た人々の表情から「未来への期待」が伺えました。

 

 

 ところが、今年2月国軍によるクーデターが起き軍政に。その様子は新聞,テレビなど連日報道されました。時代が10年以上前に戻ってしまったのです。隣国タイも軍政ですが、内政不安が起きたときに国軍が「仕切り役」として一旦国政を預かる歴史がありました。しかし、ミャンマーのクーデターは「政権の略奪」と言えるでしょう。

日本には負けましたが...

2021-05-31 10:25:59 | ミャンマー
 今から10年以上前のことです。タイ・バンコクから日本に戻る航空便機内のことでした。私は既に着席していました。そこに、お揃いのブレザーを着た若い男性たちが搭乗してきました。全員緊張した面持ちで機内を見渡していました。日本との交流事業の類で選抜された学生か社会人のように思いました。ただ、がっしりした体形で何かのスポーツ選手のようにも見えました。さらに、タイ人とはちょっと違う印象を持ちました。
 そして、日本に到着して、その若者たちの正体が判明しました。ミャンマーのサッカー代表チームのメンバーでした。日本でのW杯アジア予選のために来日したのでした。
 今月28日、カタールW杯アジア2次予選日本vsミャンマー戦が行われました。日本は大勝し、2次予選の突破が確定しました。現在、ミャンマーは4位。まだまだ、2次予選突破の可能性を残してはいるのですが…。

  

  

何らかの意図があっての放送

2021-05-19 20:49:21 | ミャンマー
 下の新聞記事を読んでいて、何らかの意図があって放送しているのだと思いました。

  

 記事の韓国映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」が、先週10日NHKBSプレミアムBSシネマで放送されました。ここでは旧作から「万引家族」「パラサイト 半地下の家族」など比較的新しい作品も放送されています。「タクシー運転手 約束は海を越えて」は、現在のミャンマー情勢から放送を決めたのでしょうか?

渋谷を歩いていても...

2018-12-12 09:06:26 | ミャンマー
 ヤンゴンの商業施設のレストラン街で、若い女性グループを見かけました。恰好はアメカジ風。渋谷の街にも溶け込むことでしょう。

  

 それでも、民族衣装「ロンジー」を着る人は多くいます。

  

 そのロンジーにも変化が進んでいるようです。

  

 ヤンゴンの寺院で見かけて女性に、それを感じました。

  

  

見た目にはわかりません。

2018-11-26 11:45:34 | ミャンマー
 以前、ミャンマーを旅した知人は、ヤンゴンからマンダレーまでを鉄道で移動しました。約15時間かかることは、覚悟していたのですが、そのを勝る?ことがあったと話しました。それは、車両の揺れが激しく、嘔吐したことでした。線路の老朽化が激しく、波のようになっていることでした。
 しかし、私が訪れたマンダレーの線路を見た限り、そのようには思えませんでした。

  

 知人が乗車した路線と限定は出来ませんが、コンクリートの杭が施設されており、老朽化しているイメージはありません。

  

映画の冒頭シーン

2018-11-18 00:11:03 | ミャンマー
 「アジア三面鏡2018:Journy『碧朱』」の冒頭シーンは、主演の長谷川博博己さんが演じる鈴木とミャンマー人との列車内での会話。ミャンマー人は鈴木に、ミャンマーに来た目的を聞きます。鈴木は鉄道の「スピードアップのために来た」と答えます。それに対して、ミャンマー人は「変わる必要はない」と反論しました。

 

 ASEAN諸国の中で、開発が遅れているミャンマーは、インフラ整備が急務と考えています。しかし、市井の人々はそう思ってはいません。それが、映画の主張でした。


首都圏での上映館が一つだけなのは残念です。

2018-10-08 12:54:24 | ミャンマー
 過日、記事にしました日本・ミャンマー合作映画「僕の帰る場所」。今月6日から上映されています。某全国紙に、その評論が掲載されていました。

  

 作品の性格上、上映館が少ないのは理解できます。それにしても、首都圏ではポレポレ東中野1館のみとは残念です。私が住む横浜からだと、入場料1回分の交通費がかかってしまいます。