米IT大手のスマートフォンを巡る競争が激化しているようです。
マイクロソフト(MS)の新OS(ウィンドウズ7)を搭載した新製品が近く登場するほか、ヒューレット・パッカード(HP)は来年初めにも自社OS(パームの「ウェブOS」)の新型機を投入する予定でいます。
先行するアップルは、独自OS「アンドロイド」で強力メーカーを一気に増やした後発のグーグルが猛追しており、通信会社(現在はAT&Tのみ)の選択肢を広げて他社の攻勢を迎撃する見通しでいます。
「ネットといえば携帯よりパソコン」だった米国の常識を、スマートフォンが大きく変えようとしている。
世界のスマートフォンOSのシェア(2010年) | ||
OS名 | 主な機器メーカー | シェア(%) |
シンビアン | ノキア(フィンランド) | 40.1 |
ブラックベリーOS | RIM(カナダ) | 17.9 |
アンドロイド | HTC(台湾),サムスン電子(韓国)など | 16.3 |
iOS | アップル(米国) | 14.7 |
ウィンドウズ | HTC(台湾),サムスン電子(韓国)など | 6.8 |
その他 | 4.2 |