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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

今年は主役交代(その2)「アップルVS.アンドロイド」

2011-01-03 11:23:43 | iPhone

 高機能携帯電話(スマートフォン)市場では、米グーグル社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末も急拡大してます。韓国のサムスン電子社や英ソニー・エリクソン社など主要メーカーが新製品を続々投入しています。
 端末各社はグーグル社が無償で公開してるアンドロイドを自由に自社製品に組み込んで、ソフトの開発費用を抑えることができます。サムスン電子社の「ギャラクシーS」や、ソニー・エリクソン社の「エクスペリア」は日本でも人気を集めてます。
 アップルとアンドロイド陣営が製品やアプリの魅力を競うことで、市場拡大に一層弾みがつく構図です。一部の基幹部品は不足気味で、端末メーカーが安定供給先の確保に走ってます。両陣営の競争は日本の部品メーカーに大きな影響を与えてます。
 東芝社とシャープ社が新設を決めた中小型液晶パネル工場の投資額は約1000億円。アップル社がその多くを実質的に負担する条件を出して両社に増産を要請したのも、部品の調達不足を回避する狙いがあります。
 アップル社はサムスン電子社にiPhoneの半導体を全面的に生産委託しています。サムスン電子社は中小型液晶パネルで世界2位のメーカーですが、最終製品のスマートフォンでは(ライバルであり)今後、競争が激しくなることが予想されます。アップル社はサムスン電子社への依存度を高め過ぎないためにも日本勢に液晶パネルの増産を要請したとみられてます。