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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

読んでみたい一冊

2011-02-20 22:36:27 | 雑記

 今、読んでみたい一冊は「フェイスブック 若き天才の野望」(デビット・カークパトリック薯、滑川海彦・高橋信夫訳、日経BP社・1800円)です。フェイスブックの創業から現在までが書かれてます。

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  米国の大学で配られる学生の顔写真帳をオンライン版にしたのが、ハーバードの学生マーク・ザッカーバーグが開発したフェイスブックです。これを使えば、デートの相手を見つけたり、好きな異性が選択している講義を調べて接近できます。便利なので全米の大学から、高校、社会人へと普及の輪を広げてきました。
 フェイスブックはソーシャルネットワーキング・システムの一種です。交流サイトと訳されることもありますが、元々のソーシャルの意味は社交に近い、ユニークだったのは誕生以来、実名主義を貫いてきたことです。まだ誕生後6年にもなってませんが、写真機能の追加、ニュースフィードの導入、翻訳ツールの導入などの拡張を経験してきました。
 その度に問題視されてきたのがプライバシーと情報の寡占化の問題です。フェイスブックの底流には世界がオープンで透明になればなるほど、必ずより良く公正に統括され、より多くの共有とコミュニケーションが促進されるというザッカーバーグの思想があります。本書ではこれらについても詳しく紹介されているようです。
 現在公開中の映画「ソーシャルネットワーク」は創業状況を虚実ないまぜに描いたものである。