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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

ミャンマーを想うー「最後のフロンティア」と呼ばれていたころ

2021-11-03 18:54:57 | ミャンマー
 私が2002~2016年の間旅をした東南アジア諸国(タイ,ラオス,マレーシア,カンボジア,ミャンマー,シンガポール,マレーシア,ベトナム,ブルネイ,インドネシア)は、独裁政権,軍事政権など内政問題を抱えながらも経済は発展を遂げています。その中でもベトナムは人口ボーナス期(生産年齢人口の増加)にあり経済発展が顕著です。実際にハノイ,ホーチミンを歩いてそれを実感しました。人にベトナムの次は、と問われたならば、ある時期まではミャンマーと答えました。民主化に舵を切り始めた頃は「最後のフロンティア」とも呼ばれました。2014年に訪れたヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ,市内のレストランで見た人々の表情から「未来への期待」が伺えました。

 

 

 ところが、今年2月国軍によるクーデターが起き軍政に。その様子は新聞,テレビなど連日報道されました。時代が10年以上前に戻ってしまったのです。隣国タイも軍政ですが、内政不安が起きたときに国軍が「仕切り役」として一旦国政を預かる歴史がありました。しかし、ミャンマーのクーデターは「政権の略奪」と言えるでしょう。