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ミャンマーのクーデター日本政府は知っていた?

2024-05-22 22:24:38 | ミャンマー

 2021年4月14日、冷たい雨にもかかわらず在日ミャンマー人グループ60人以上が都内・千代田区のとあるビルの前で抗議活動を行いました。抗議活動の主催者は、「日本とミャンマーを繋ぐ太いパイプとは、すなわちJMAと国軍の繋がりであるし、日本政府が曖昧な対応を取り続けるのはJMAの誤った情報が原因だ」と激しい口調で非難しました。JMAとは「一般社団法人日本ミャンマー協会」(Japan Myanmar Association)のことで、日本とミャンマーの民間レベルによる経済交流を推進することを目的として設立され、「日本の対ミャンマーODA(政府開発援助)の取り仕切り役と呼ばれています。
 この協会の会長渡邉秀央氏(元郵政大臣)は、2021年2月1日に発生したミャンマー国軍によるクーデター前月下旬から2月中旬までミャンマーに滞在していました。クーデター前には、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問、ミン・アウン・フライン国軍総司令官と会談していました。このことを「ミャンマー危機 選択を迫られる日本」(永杉豊著書 扶桑社発刊)で知りました。

  

  この本は図書館で借りました。ミャンマー語を勉強しようと、参考になる本を横浜市立図書館の蔵書検索サービスを「ミャンマー語」で検索した結果の中にこの本が載っていました。

  

  自宅近くの区立図書館にあったので早々に足を運んで借りました。前述した渡邉秀央氏の行動は、この本から引用しました。
  投稿の「ミャンマーのクーデター日本政府は知っていた?」は私の憶測です。しかし、クーデター直後ならば国軍の手で隣国タイまでは行けたはずです。なのに20日近く滞在していたのは何のためでしょうか。あらかじめクーデターを知っていて、ODA案件の調整をしていたのではと勘ぐってしまったからです。


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