マウンテンバイクで数え切れないほどのトレイルを走ってきて、いろいろな体験をしてきましたが、今回の反省会、ちょっと次元が違うほどの衝撃的な経験をさせてもらいました。もう、山に脳味噌と魂を置いてきちゃったかも。。。。それぐらい衝撃的。ものすごく反省会らしい反省会となりました(あれっ?、FRGの反省話をしたっけか?)。
マーシーが中級グレード以上のレベルのライダー向けにガイドしている山に連れて行ってもらったのですが、ほぼ10km下りっぱなし、ほぼ極上シングルトラック。
重力が下方向にかかっている時間とヒマがほとんど無く、横方向へのフワリ、フワリがただただ続きます。頭で考えると走れません。身体の五感はもとより、身体の奥にある感覚を使って走るような感じ。1本目を走り終えて早くも放心状態。
昼食を挟んで2本目。南アルプスの3000m級の山頂が間近に見える展望台から夢のような絶景を堪能したあとはトレイルへGO。
途中は同じトレイルを走り、最後のマーシー曰く「メインディッシュ」はヤバかった。ひたすらヤバかった。みんなの口からも「ヤバイッ!」しか出てきません。そして放心状態&ため息。リアルマウンテンバイキング。そう、ツーリングじゃなくて、マウンテンバイキングっていう言葉がピッタリ。
こんな極上のトレイルを自治体の折衝して、協力にこぎつけて、使われていなかった道を整備して、維持して、ガイドして・・・・、このコンディションをキープしながら、いつまでもマウンテンバイキングが楽しめるようにするためにどれだけ努力をしているのかと思うと、正直、写真のようにもうただただ土下座するしかありません。反省。
マーシーの計画によると、こういった「忘れられた道」がこのエリアにはあと8本あるそうで、これらを全部整備すると総延長100kmの下りトレイルになるそうです(唖然)。
マウンテンバイクガイドは、ただ皆さんのライディングのサポートをしているわけではありません。そのトレイルを走れるように許可をとったり、荒れないように整備したり、コンディションが悪ければライド中止。ツアー前には道を荒らさない走り方やマナーについて説明したり、そうやって、いつまでも楽しくライドできる環境を作り上げていっています。
マーシーは、そういうことをしっかりとやっているガイドです。マーシー、ありがとうございました。まだ心と脳味噌はあの山です(笑)。
今シーズンのマーシーのガイドツアーはすでに終了していますが、来春からさらに体制を整えて皆さんをお迎えしたいとのこと。当然、トレイルストアでも行きますよ!。
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