ついにシマノも10SPEED化!。前後あわせると30SPEED化となっちゃいました。しか~し、リア10スピード化は、単にワイド(なギア)レシオになっただけのように見えちゃいますが、実はリアサスペンション付きバイクにとって恩恵をもたらしてくれます。
 各メーカーのフルサスバイクのリアサスペンションの運動性能はフロントのミドルギア(32T)を使用しているときに最大限に効率的に作動するようにデザインされています。このため、とくにローギア(インナーギア)を使用しているときは、ミドルギアでは感じられなかったリアサスペンションの過剰な反応(ボビング)が起こってしまいがち。
 そこで、フロントの32Tの状態をなるべく維持できるように、リアのギア比を設定、これにより、前後の変速の複雑さを簡単にできて、しかもペダリング効率もアップするというメリットが生まれました。
 このリア10スピード化は、ビギナーにとってもいいアイデアだと思います。だって、変速回数減った方がいちいち操作しなくてラクだし。
 そして、ある程度乗れるライダーなら、ペダリング効率アップが期待できます。
 くわし~いことはシマノのDYNASYSのWEBをチェック。シマノってすごいッ!と思いますよ。
 DYNASYSの10SPEEDシステムを使用するには、10SPEED対応のクランクセット、フロントディレーラー、リアディレーラー、リアスプロケット、リアシフトレバー、チェーンが必要となります。XTグレードだとこれらのパーツ代で48,266円ほどになります。
 現在、クランクセット、フロントディレーラー、リアディレーラー、カセットスプロケット、シフトレバーまで揃っています。チェーンは今月下旬に入荷予定。
 ワダはさっそく使ってみたいと思っています。
 あっ、リア9SPEEDユーザーの皆さま、9SPEEDは今のところ無くなりませんのでご安心を。シマノは9と10を並行して販売していくようです。