昨日もライド!。真夏日!。でも山の中の木陰はめっちゃ快適だった~!

 昨日もソロで山に入り、途中でこの山でたまにお会いするMさんと出会って一緒にライドして、そのうち小林さん率いるM.D.S.グループにも出会って、また一緒にライド。

 超ナイスコンディションのトレイルを走りまわりました。一緒に走ってくれたみなさま、ありがとうございました!

 途中、Mさんとお会いした場所にもうひとりマウンテンバイカーの方が休んでいたのですが、僕よりも年配の方。地元の方で、日課のようにしょっちゅう乗りに来ているそうです。ちょうど散歩に通りかかった年配の方とも顔見知りらしく、世間話をされていました。


 GTのほどよく使い込まれたハードテイルバイクは手入れされていて、道具としての輝きを持っていました。

 この光景を見て、つくづく「いいなあ」って思った。

 失礼だけど見た目「お年寄り」の部類に入る方が、普段の生活の一部、日課としてマウンテンバイキングしていることに驚くとともに、うれしくなった。そしてマイバイクを大切に使っているふうがいいなあと思った。


 自転車っていえば、昔は自動車を買うようなもの。そんな時代を知っている年齢の方は、すごく大事にされている。年配の方が家の前で自転車の整備をされている光景をたくさん見てきたな。

 実用車だろうが、ママチャリだろうが、スポーツ車だろうが、磨いて、チェーンオイルをさしたり、いっつもピカピカにしていた。

 モノにはタマシイが宿る。愛情を注がれたモノは輝いて見える。

 一緒にライドしたわけではないので、その方がどういう乗り方をされるのかわかりませんが、きっとのんびりと山道を楽しんでいるんだろうなあ。すてきな意味でマイペース。なんだか海外のマウンテンバイカーみたいだ。

 マウンテンバイクに定年はありません。

 10代は10代の乗り方があるし、50代には50代の乗り方があり、人それぞれのスタイルがある。

 どれが一番なんてありません。その人にとってそれが楽しいのであればそれが一番。

 10代のライダーがダウンヒルでいいタイムだして「一番乗れてた~!」と思うことと、あのおじさまが「今日の山最高~!」と思うことは一緒。いくつになっても、いくつでも、一緒です。

 だれの言葉だったっけ。最高傑作は?との答えに、「次の作品」との答え。

 最高のライドは?と聞かれたら、もちろん「今日でしょ! そして次回もでしょ!」と答えたい。いくつになっても、いくつでも。