一度は軽量バージョンで組みあがったものの、ライド1日目の最中に今はもう入手不可能なパーツのトラブル発生。

 思いつく限りのアイデアで、進化系軽量バージョンとしてこのTOMAC / MAGNUM204が生まれ変わりました。Hさん、お待ちどうさまです!

 このフレーム、リアエンド幅が165ミリ、20ミリスルーアクスルという現在では見当たらない規格を持っています。

 使われていたハブも、このフレームのために作られたオリジナル。しかも、もともとの構造的欠陥と思われる箇所が今回壊れました。

 現在普通に流通しているハブを使ってカタチにしようといろいろな方にお世話になり、なんとか完成しました。

 もともとは生粋のダウンヒルレーシングマシンですが、こんなカスタムしたMAGNUMは世界中でもこれ1台でしょ、という登りもある程度こなせるトレイルバイクとして進化させました。

 先ほど重量を測ってみたら15.5キロ。

 軽量なホイールのせいもあって、テスト走行してみると、軽快、軽快。

 マウンテンバイクはこうも自由なのだ!というバイク、完成です。