火曜日が雨の一日になってしまったけれど昨日はスカッと晴れたので、林道とサイクリングロードをメインとしたのんびりライドをしてきました。

 この場所(エリア)は僕のマウンテンバイキングのスタート地点と言ってもいい場所。それより前にも何度かマウンテンバイクに乗っていたけれど、開眼したのがまさにこの場所。その時のことは今でもしっかり覚えています。

 気づいたら、それから30年以上も通っています。いまだにいつ行っても楽くて、何度行っても素敵な場所。

 東京都水道局の管理地であったり都の公園であったり埼玉県であったり私有地であったりと、都市の里山の多くと同じく複数の「持ち主」で形成されている里山。

 30年経った今でも気持ちよく走ることができるのは、その道の利用者として受け入れてくれる「持ち主」の寛大さ、そして地道に地域活動などを協力するローカルライダーを中心としたグループのおかげだと思っています。

 そんなことを考え、感謝しながらライドをしていると、ひらけた貯水池の堰堤の上からは、今まさに新緑のシーズン突入の気配を見せている里山の美しい森と桜のコントラスト、遠くには雪も被っている山脈。別の丘の上からは桜並木の奥に広がる山脈と高い雲という絶景。

 トーキョーの里山のポテンシャル、すごいです。エッヘン、キレイでしょ、ステキでしょ!と自慢したい。

 今ですよ、今。この新緑シーズンの里山は見逃しては行けません。モノクロの風景から若くて瑞々しい緑が広がる様子を見逃してはなりません。

 マウンテンバイクにシーズンオフはないけれど、この新緑シーズンは今しかありません。

 ライド、でしょ!