INDUSTRY NINEのハブのフリーボディの引っかかり歯数(ラチェット数)は120(ノッチ)。
ハブ本体側に120のギザギザがあるのでなく、フリーボディ側に6個のPAWL(爪)があり、さらにひとつの爪にふたつのギザギザがあって、どこかしらでハブ本体側のギザギザに引っかかる、その数が120(ノッチ)となるわけです。
ノッチ数が多いことのメリットはペダルを漕いだその力がフリーボディに伝わって実際にハブ本体に力が加わるまでのタイムロスが減らせることで、ここぞ!の加速の時にダイレクトに近い伝達を行ってくれます。
INDUSTRY NINEは6つの爪ですが、ほかのメーカーだと3つの爪を不規則に配置してノッチ数を増やしたりもあります。
爪などのパーツが増えるとその分トラブルも増えるんじゃないか、もあまりない。まあ、定期的にメンテナンスを行うのは当たり前だけれど。
ストップ&ゴー、常に加速なマウンテンバイクは、やっぱりノッチ数が多い方が乗りやすいのは事実かな。
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