資料ファイルを整理していたら・・・・・


 懐かしいのが出てきた。


 1988年のSWATCH WORLD MOUNTAIN BIKE CHAMPIONSHIPSに出場したときのプログラムと登録概要。


 もう30年も前になるのね。


 1990年にUCIのもと「公式」な世界選手権になるまで、アメリカのマウンテンバイク団体NORBAが1989年まで開催してた世界選手権。


 もちろん当時の世界のトップライダーは集まっていた、と思う。


 ちなみに登録概要のほうの表紙の写真のライダーは、手前がミヤタのグレッグ・ヘルボルト、奥がモトクロスから転向したマイク・ベル。デュアルスラロームの1シーン。


 ページをめくるとジョン・トマックやネッド・オーバーエンド、ジョー・マレーをはじめ、一緒に富士山を走ったことがあるマックス・ジョーンズなどのトップライダーの一覧が。


 めっちゃ懐かしいんですけど。


 富士山を走る前に寄ったセブンイレブンでマックスに「これはおいしいのか?」と納豆巻きをたずねられ、ひと好き好きと答えたと思ったけれど、無理にでも勧めて反応を見ればよかったと後悔。


 1988年のこの大会では岡崎和彦がトライアルで3位に、そして翌年の大会ではヤナギ(柳原康弘)がチャンピオンになった。


 会場だったカリフォルニアのマンモスマウンテンは標高3000メートルがベースで、トップは3600メートルオーバーでとにかく酸素が薄くて、ドアノブを触ろうとするとイナズマのような静電気が起こりみなビビッていたのが懐かしい。


 世界選手権とは言っても会場もレーサーもどこかのんびりしていた時代だったなあ。


 あれから30年。


 マウンテンバイキングは進化したか・・・・・・