ディスクローターとブレーキパッドが擦れて走行中に常に擦れ音がする場合、ブレーキキャリパーがずれてしまうのが原因もあります。
人力で走るマウンテンバイクの場合、少しでも抵抗を低くすることが軽快にライドする上でのポイント。なるべくドラッギング(擦れ)を避けたいです。
タイヤを宙に浮かせた状態でホイールを回してみてすぐに回転が止まってしまう場合は大概がブレーキのドラッギング。
ドラッギングを修正するにはキャリパーをフレームやフォークに固定しているボルトを緩めた状態でホイールを回転させてブレーキをかけます。ブレーキをかけたまま固定ボルトを締め付けます。
ただ、これだけだと万全ではなくキャリパーとフレーム(マウント)の相性とかブレーキホースの取り回しによるキャリパーへの力のかかり具合で正しい位置にセットできないこともあります。
その場合はライトを反対側から当てて左右のブレーキパッドとローターの間隔が左右同じになっているかを確認して、もしずれていたりドラッギングが治っていなかったら固定ボルトを甘緩めした状態でキャリパーを微調整して、またライトを当てて確認してを繰り返します。
これ以外に音を聞いて微調整する方法もあります。
ライディングの衝撃でもキャリパーの位置がずれてしまうことがあるので定期的なチェックをおすすめします。
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