フォークやフレームのスルーアクスルで6角レンチを使って締め付けるタイプのものがあります。

 ほとんどのアクスルはアルミ製。

 6角の穴のサイズは5ミリ、6ミリ、8ミリなどあるのですが、ライドの途中で緩まないようにガッチリと締め付けすぎてしまうケースも。

 このアクスルの6ミリの6角の穴もギリギリな状態です。

 アクスルのアルミより鋼製のレンチの強度がまさるためにアクスル側がオーバートルクによりなめた状態になってしまうことも。

 この他のケースとして、角のつぶれた6角レンチを使っているとか、6角レンチを斜めに差し込んだとかが原因のときもあります。

 ただほとんどのケースは締め付けすぎ(オーバートルク)。

 このFOXのフォーク用のスルーアクスルの締め付けトルクは表記の通り9Nm(ニュートンメーター)。

 完全になめてしまって外れない状態になることも。ゾッとしますが。。

 穴を確認してつぶれていたら交換を。そして定期的にアクスルを外してシャフトに薄くグリースを塗布してあげてください。