シマノのハブはカップアンドコーンと呼ばれるベアリングを用いてます。

 多くのハブがカートリッジベアリング。いわゆるシールドベアリング。ベアリングが傷んだら打ち換えする方式。

 シマノなりの理論でカップアンドコーン。半オープン状態の方式なので定期的なメンテナンスが必須です。

 ハブ軸を抜いて左右のベアリングを取り出しハブのカップとハブ軸についているコーン、ベアリングカバー、そしてベアリングを清掃。ベアリングが摩耗してたら新しいものに交換。

 新しいグリスを塗り込みながら組み上げていき、最後に玉あたり調整。この玉あたり調整の加減で回転が変わります。

 このハブのオーバーホール作業は僕の好きな作業のひとつ。ビシッと決まると気持ちよく回転してくれます。

 写真のほかの箇所にはつっこまないでください。

 9月24日(日)より9月26日(火)まで都合により臨時休業いたします。