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 昨日、書類を整理してたら、本棚にある昔のマウンテンバイク関連の本や雑誌に目がとまりました。

 いや~、懐かしい。

 若いです(笑)。

 自分が載っているものから、自分で執筆や編集したものも。

 この自転車マウンテンバイクっていうムック本の発行日をみると、1989年1月11日となっている。25年も前か!

 サスペンションなどもちろんなかった。ディスクブレークも、Vブレーキすらなかった。フレームも、アルミよりクロモリが多かった。

 一台のマウンテンバイクで、なんでもこなしていた。クロスカントリー、ダウンヒル、スラローム、トライアルまでも同じバイクでこなしていて、それが当然だと思っていた。

 なにもかもが新鮮で、輝いていた。

 それから25年たった今も、進化が止まっていないマウンテンバイクってスゲエ~!と感心しながら、現在のオールマウンテンって呼ばれているカテゴリーのマウンテンバイクって、基本思想はあの当時の、一台でなんでもできちゃう、というかやっちゃうバイクなのだよなあって思っちゃう。

 マウンテンバイクを始めてから、もう何年経ったかわからないけれど、いまだにワクワク感が収まらないって、やっぱりこれって病気でしょうか。




 整備でお預かりしてるTURNER / 5 SPOT。

 TURNERのフレームのサスペンションのリンクの可動部にはボールやローラーの(シールド)ベアリングではなく、非金属のブッシングが採用されています。

 サスペンションのリンクは、ハブやボトムブラケットのように回転するものではなく、せいぜい数十度の角度内での往復での動きを受け止めることになるので、回転部の「円滑な動き」と考え方がちょっと違うと思います。

 TURNERが、ベアリングよりも「軽く」、「耐久性に富み」、「メンテナンスが容易」な、ブッシングを採用したのは、それが現在考えられるベストの選択だったからだと思います。

 というのは、お預かりしている5 SPOTのリアショックを取り外して、リアショックのシール交換作業などを行う際にサスペンションのチェックをしたのですが、購入してから約3年、洗車以外ほとんどノーメンテなのに、リンク部があまりにスムーズに、なんの抵抗もなく動くので感心しちゃったから。

 しっかりとマウンテンバイキングされている方がオーナーです。ブレーキパッドの減り具合や、フォークの使い込み具合が「乗り込んでいるな」度を物語っているのですが、リアサスペンションのリンクは「サラサラ~」。驚くほどの精巧さ。もちろんガタもありません。

 普段はたぶん気づかないこういうところのこだわりって、長く付き合えるバイクかどうかに繋がっているんだと思います。


 今週も、バイク組み立て&作業ウイークとなりそう。

 本日はまず、スペシャライズドのキッズバイク、HOTROCK12のリアコースターハブのメンテナンスから。

 回転がシブいとのことなので、分解して掃除して組み立てます。

 案の定、中のグリスはヘドロのようになって硬さが増してこびりついていました。クリーナーなどを使いながら古いグリスをていねいに取り除きます。

 きれいになったら、要所にグリスを塗りながら組み立て。グリスの量は適量に。多すぎても少なすぎてもだめ。

 ベアリングの当たり調整をしながら組み立てあげると、回転がスムーズで静かになりました。

 コースターブレーキ付きハブは、どうしても抵抗があるのでいつまでも回転しているっていうわけにはいきませんが、滑らかに回転するようになりました。

 BMXに乗っていたころは、コースターハブの分解、組み立てをよくやったな。ハブの回転がスムーズになると、やっぱり気持ちいいもんです。


 週末天気悪いですね~。春が近づいてきているからなのか、これが三寒四温なのかわかりませんが、ど~かひとつ、晴れてくださいませ!

 こないだの水曜日、ナカザワさんが地主さんからお借りして管理しているコースの整備&ライドをしに行ったとき、クロちゃん先生の走りを見ていたのですが、コーナーリングのフォームを毎回毎回結構変えている気がしました。基本は一緒なんだけれど、スピード、コンディション、ライン、コーナーの前後の状況によってフォームを細かく変えてきています。

 昔、モーターサイクルの本かなんかで読んだけれど(もしかしたらバリバリ伝説だったかもしれない)、フォームに決まりはない、一番速く走れたフォームが自分にとってのベストフォームというのを目にしたとき、とても納得できました。

 基本(コーナー手前で自分がコーナー中にコントロールできるスピードにする、目線など)がしっかりしていたら、コーナーリングフォームは応用力がモノ言うと思います。上手なライダーのコーナーのフォームをみているととてもそう思う。
 ライダーそれぞれ微妙にフォームが違うし、1人のライダーもコーナーごとにフォームが変わったり。それのどれがベストフォームとかないし、ようは臨機応変さ。

 走った分だけコーナーリングワークが身につくと思うし、走ったコーナーの数だけフォームのバリエーションが増えると思う。だからいろんな場所でたくさんライドしましょ。

 クロちゃん先生みたいな、力みがなく軽々とこなすようなコーナーワークしてみたいです。そのためには、まずがTシャツにピタパンで乗るしかないのか!!!・・・ってそこかよ、オイッ!

 


 先日紹介したくもり止めですが、、、テストされたみなさんから好評をいただいたので、取扱いをはじめました。

 サングラス、メガネ、ゴーグルなど、曇ってほしくないレンズに一滴たらして指の先で延ばします。あとはティッシュペーパーでふき取るだけ。

 トレイルライドの途中で停まった時、ゆっくり登りの時、信号待ちの時、曇りません。そして、花粉症対策などでマスクをされている方、メガネが曇りませんよ!

 レンズや、レンズのコーティングに対しての攻撃性もないので安心して使えます。

 約70回分で、700円(税別)。いかがでしょ。


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