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明日9月17日(月/祝)はマウンテンバイクイベント開催のために臨時休業いたします。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
今週も来週も3連休。
だけれどここのところの空模様で外遊びはあんまりよろしくないですね。
富士見パノラマは昨日オープン予定だった新コースが本日オープンに延期になったり、クローズとなったバイクパークもあったり。
バイクパークシーズンも2か月をきっています。
みなさん行くしかないでしょ!
9月30日はふじてんへ、そして10月13日-14日は岩岳でお待ちしています!
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僕はアルミ製のニップルが好きじゃあありません。
シルバー、ブラック以外の色物のニップルはアルミ製ニップルしかないので理由を説明しておススメしていません。
ニップルとして普及しているしんちゅうせいは腐食に強く、水分や塩分にも強いので、道管のバルブとかにも使われています。
アルミは最初はいいのだけれど、真鍮に比べると早くへたってきます。
水気や汚れにさらされやすいマウンテンバイクのホイールならなおさら。
ニップルが千切れちゃうこともめずらしくないです。
常に気を配って、点検、早めの交換をすればいいのですが、トラブルが起きるまでまずこんな細かいところには気付かないと思います。
山の中でスポークが外れちゃうとか気分悪いですよね。
信頼できるものを使いたい。おススメしたい。それが理由です。
MAVICのチューブレス対応リム(単体販売のもの)にはスポーク穴にアイレットを使ってニップルを固定しています。
当然ニップルはしんちゅう製を使うのだけれど、このアイレットはアルミ製。
使用環境や手入れにもよりますが、数年でアイレットが劣化してきます。
このバイクも最初はリアハブのガタのメンテナンスだったのですが、ガタを治してフレームにホイールを装着して回転させたところグニャグニャにリムが振れていました。
ジャンプバイクだから着地によっては横からの負荷もかかるしなあ、と振れをとる作業で済むかと思いきや、よく見たらアイレットが破損してました。明らかに劣化です。
タイヤを外してみるとリム内部から結構な水がでてきて、これも原因のひとつだと思いました。
アイレットはアルミ特有の白いサビがでてました。ぱっと確認できたのは2カ所ですが、たぶんほかのアイレットも近いうちに破損すると思います。
このアイレットを使用しているMAVICのリムは人気製品なので、使っていらっしゃる方も多いと思います。ぜひ定期点検とお手入れを。アルミニップルを使ってらっしゃる方も同様です。
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Kさんのバイクのドライブ系パーツ交換。
もともと持っていたマウンテンバイクを街乗りメインとしたためシティ用タイヤを装着しています。
今回は10速のドライブに変更です。
マウンテンバイクは昔、ATB/オールテラインバイクとも呼ばれていたことがありました。全地形対応バイクという感じかな。
まったくその通りなマルチなバイクだけれど、マウンテンバイクという呼び名の方がカッコいいしわかりやすいからATBとは呼ばれなくなってマウンテンバイクに統一されました。
マウンテンバイクの良さって拡張性の高さもあると思う。
タイヤを変えて街乗りしたり、キャリアやバッグをつけて旅したり、そんな自由なスタイルがマウンテンバイクの良さ。
遊んじゃったもん勝ちです。
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昨日もさまざまなメーカー、代理店さんの新製品展示会へ。
ヘルメットのBELLは、夏のフリーライドゲームスの時にもブースで展示されてたリーズナブルプライス&カッコいい「SPARK」がやっぱり個人的注目。
また、人気のフルフェイスヘルメット「FULL-9」のお手頃価格モデルの「FULL-9 FUSION MIPS」(35,000円/税別)が登場。これは人気でそうです。
ほか、シマノの新型XTRやただいまワールドカップダウンヒルで注目のコメンサルのSUPREME DH 29"などなど、まだまだマウンテンバイクの可能性の広がりは続くんだと思いました。
現在のマウンテンバイクは、ホイールの規格が26、27.5、29、FAT、プラスなどいっぱいあり、またフレームやフォークのアクスル幅(エンド幅)も135、142、148ブースト、150、157ブースト、FATなど、乱立と言ってもいい状態。あ、ヘッドセットの規格もね。
また、今回発表されたシマノの新型XTRの12速のカセットは専用フリーボディなので、今までの11速までのフリーボディとは互換性がなく、リアハブをXTRで揃えるか(高性能です)、ホイールやハブメーカーから互換性のある製品が登場するまで待つことになります。これはSRAMのXDドライブも一緒ですがまあこちらはだいぶ普及したから互換性であまり困りませんが。
規格や互換性については各メーカーそれぞれの思惑があるだろうけれど、やっぱりライダー側の立場からするとある程度統一してくれた方がいいなあ。
いまだに進化し続けているマウンテンバイクのハードウエア。
でもマウンテンバイクという世界の主役はライダー。当たり前です。
ライダーがいなきゃバイクもパーツもギアも売れません。ライダーを軽視したマーケットはあり得ません。軽視はしていないだろうけれど。
ライダーはパーツの性能や機能、デザインはもちろんですが、想像力を働かせてそのアイテムを通して先に見える物語を見ようとします。
このバイク乗ったら、このパーツに交換したら今よりもスゲー走れそうとか、このヘルメット被って、このウエア着て走っている自分を想像します。その想像にときめきます。いろんなイメージが膨らみます。ときめきやイメージが膨らませられるほどそのアイテムは「いい製品」なんだと思います。
そんな想像力に働きかられるアイテムがライダーと融合し、そして健全でライダーファースト、だけれどかかわっている人みんながハッピーな世界をつくれるんだと思います。
最初はもうちょっと毒に満ちたこと書いたのだけれどやっぱりやめました。毒はご想像にお任せいたします(笑)。
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超高精度、ハブの回転超低抵抗、リアハブのフリボディの回転抵抗も超低抵抗。
回転音いわゆるラチェット音がまったくしなく、ペダリングに対してはほぼゼロタイムラグでパワーが伝わるクラッチ機構。
オーダーメードでアメリカで作られるONYX RACINGのハブ。
このハブでホイールを組んでみませんか。
店頭にあるシルバーのハブ(前後で91,000円/税別)に、ブラックまたはシルバーのステンレススポーク、そして人気のワイドリム(リムについてはご相談ください)、ホイール組み立て工賃、ホイール入れ替え工賃までを入れて、ハブのみの価格でご提供します。
たとえばブラックスポークにSTAN'S NOTUBESのFLOW MK3リムで組み上げると工賃を含めて軽く13万円を超えてしまいますが、ハブの価格のみでオーケイ!です。
ハブの仕様はフロントハブが100ミリ幅の15ミリスルーアクスル、ディスクローターはセンターロック仕様。
リアハブは142ミリ幅の12ミリスルーアクスル、シマノ対応フリーボディ、ディスクローターはセンターロック仕様。
ブースト規格のバイクが増える中、まだまだ142ミリ仕様のフレームに大事に乗られている方も多いと思います。
高性能ハブを使ったホイールへの載せ替え、ぜひご検討下さい。1セットのみとなりますのご了承ください。
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サスペンションのお手軽メンテナンスに欠かせない、スリックハニーが再入荷しました。
サスペンションフォークやリアショックのインナーチューブに塗って何度かストロークさせて馴染ませて余分をふき取ってあげると、あきらかに抵抗が少なくスムーズに動くのがわかります。
ほかにも、ドロッパーポストのインナーも同様の使い方ができます。
ショップだとサスペンションのメンテナンスには欠かすことのできないアイテムで、使わない日はないほど。
マウンテンバイカーの必需品です。 2,200円(税別)
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新発売となったRACE FACEのAR30 OFFSETリムを使ってさっそくホイールを組みました。
相変わらずの精度と強度、そして軽さと三拍子そろったRACE FACEのリム。
中心からずらしたスポーク穴のおかげで、左右のスポークのおちょこ量が減り、スポークテンションも均一に。結果縦だけでなく横方向からのインパクトにも強くなっているはずです。
最近のワイド系リムのほとんどが強度と軽さを兼ね備えた、進化系のリムだと思っていますが、それをさらに突き進めたのがオフセットタイプのリム。
タイヤはMAXXIS ARDENTをチョイス。
いい感じの仕上がりです。
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リアサスペンションのメンテナンス作業を進めていたNさんのバイク。
完了しました。
気になっていたキシミ音がなくなり、すべてのリンクの動きが滑らかに。
ここまで変わるとユニットのスプリングレートももう一度設定しなおさないと。
というぐらい、別物級の作動感になりました。
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リアサスペンションのあたりがガタガタする。
原因はいろいろありますが、一番多いのがリアショックユニットを取り付けている箇所の摩耗。
リアショックをフレームやリンクに取り付ける箇所には回転系の動きを滑らかにするためとユニットの寿命を長くするためにマウントキットを使用しています。
このマウントキット、当たり前ですが走行時は常に作動していて、さらにこれが回転しているわけでなく何度かの角度の間を行ったり来たりしているわけです。
金属同士、もしくは金属と非金属がこすれ合っているので当然摩耗するわけで、摩耗で生まれたすき間がガタの原因となります。
マウントキットが摩耗したら新品と交換するだけでガタが収まることがほとんどだけれど、たまに固定しているボルトも摩耗しているときがあるのでその時はボルトの交換も必要になります。
今回はボルトはノー問題。マウントキットは汚れも含めてごらんの通り。
ユニット側に圧入されているDUブッシングも外して、新型のマウントキットに交換します。
さて、作業もいよいよ大詰めです。
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