旧中島郡祖父江町(そぶえちょう)は愛知県南西部にあり、西は木曽川を境に岐阜県羽島市及び海津市と境界を接し、東部は日光川を境に稲沢市と接した町です。町域一帯は木曽川の傍流に取り巻かれた土地で、酸化鉄を含む赤茶色の水が流れる川があり、この水を「そぶ水」と呼んだことが祖父江の由来とされています。木曽川祖父江緑地公園の近くには、日本国内では珍しい河畔砂丘の一つ「祖父江砂丘」があり、毎年10月にはサンドフェスタも開催されるそうです。「町の木:イチョウ」「町の花:菊」「町の鳥:ウグイス」を制定。
「祖父江町役場跡」記念碑
祖父江町山崎地区は「銀杏(ギンナン)」の生産が盛んであり、イチョウの黄葉の美しさでも知られています。名古屋鉄道 尾西線: 森上駅前に、2015年に建立された「日本一 銀杏の郷 内閣総理大臣 安倍晋三 書」記念碑。
イチョウの葉をデザインした街灯
明治22年(1889)、中島郡祖父江村・丸甲村・領内村・牧川村・山崎村が発足。
1896年、中島郡祖父江村が町村を施行、中島郡祖父江町(第一次)となる。
1906年、中島郡丸甲村、領内村、牧川村、山崎村と合併、中島郡祖父江町(第二次)となる。
1956年、中島郡長岡村と合併、中島郡祖父江町(第三次)となる。
2005年、中島郡平和町とともに稲沢市に編入、稲沢市祖父江町となりました。
マンホールには町章と、「町の木:イチョウ」「町の花:キク」「町の鳥:鶯」がデザインされています。
昭和46年6月1日制定の町章は「祖父江町の頭文字「そ」を図案化したものです。」合併協議会資料より
耐震貯水槽 消火栓
耐震貯水槽 遮断弁
耐震貯水槽 手動ポンプ
耐震貯水槽 点検口大型マンホール
仕切弁
稲中水 量水器 上部の知障は稲沢市の水道関連事業所のものと思われますが、仔細は不明。
祖父江町役場跡に、祖父江町制九十周年を記念して建立された江戸時代中期の尾張藩士・国学者『横井千秋』の歌碑。(奥磯川=木曽川)
【 奥磯川(おぎそがわ) 河水はやし春風に 美濃の山雪 今か消ゆらむ 】
撮影日:2011年4月25日&2017年3月29日