愛知県稲沢市奥田町に鎮座される「白山神社」。御祭神は『白山比咩神・伊弉諾尊・伊弉冉尊』。
鳥居の奥に建つのは、木造銅板葺き連子窓型で両側に控え柱を持つ蕃塀。
境内に由緒は無く、創建年代などの詳細は不明。「寛文村々覚書」によれば、奥田村には「白山2社」「三拾番神」「社宮神」が有りとの記述があり、当社は、この白山2社のうちの1社と思われます。
拝殿前左右より神域を守護されるのは明治三十八年十月建立の狛犬さん一対。珍しく阿形さんの足元に落っこちかけてしがみ付く子狛がいます。
石工『荒木 弥助』 明治・大正・昭和の戦前まで、名古屋近郊に多くの狛犬を残した名工と伝えられている人物。特にここでは独特の尾の形状がに目が離せません。
摂社「忠霊社」。この地域の御英霊が鎮まられるお社です。
境内社「尾張子安社」。安産・虫封じ祈願の社とされ、春の大祭には子供獅子が繰り出されるそうです。
拝殿前左右より神域を守護されるのは、岡崎現代型狛犬さん一対。
社殿前で大きく枝を広げる「御神木:楠」。昭和61年4月1日に保存樹に選定されました。
白山社に隣接する「奥田山:安楽寺」
留蓋から境内を見下ろす飾り瓦の獅子ですが・・・まるで固い甲羅に覆われたような体にクシャっと横長の顔。時々見かけるようになりましたが、個人的にはチョット(^^;)
おだやかなお地蔵様の笑顔に癒されて。
参拝日:2011年4月25日
です。明治十年五月建之の社号碑
参拝日:2011年4月25日