昨日に引き続いての「井上公園」、二日目のスタートは園内の文学碑などを紹介。まずは湯田温泉出身の詩人『中原中也』自筆の原稿からの詩碑。
【 これがわたしの古里だ。さやかに風も吹いている。
ああおまへは何をして来たのだと 吹き来る風が私にいふ。】
続いて湯田温泉を愛した漂泊の俳人 種田山頭火の句碑。
【 〇んぼこも お〇そも 湧いて あふれる湯 (〇部分自粛) 】碑に彫られた句は、山頭火の日記から取った自筆だそうです。
井上公園内にある白狐のモニュメント
松田家ホテルの横、細い路地の先に設けられた湯の香通りにある「足湯」
近くには、古熊神社の参道に建立されていた明使・趙秩の「山口十境詩:温泉春色」が建立されています。(現代語訳はこちら)
山川秀孕陰陽炭 (山川、秀孕たり、陰陽の炭)
天地鑄成造化爐 (天地、鋳成せらる、造化の炉)
誰献玉鷗天寶後 (誰か献じけむ、玉鷗、天宝の後)
派分春色致東隅 (派分して、春色、東隅に到る)
この足湯で、やはり遠方からおいでになった家族連れの方とご一緒しました。可愛いお子様たちとのおしゃべりに、つい時を忘れて。お互いに記念写真を撮り合ったのも、楽しい思い出の一幕です。
マンホール探しの途次に見かけた素敵な佇まいのお店
湯田温泉駅を出てゆく電車を見送り・・
白狐の「ゆう太君」に見送られて😊
”See You Again”
訪問日:2012年11月18日&2015年11月11日