山口市仁保中郷に、大手通信会社KDDI唯一の衛星通信施設で、日本最大の衛星通信施設「KDDI山口衛星通信所」があります。敷地には、国際通信用の衛星インテルサット・インマルサットとの交信用のパラボラアンテナ約20基が並び、まるで近未来のSF映画の一場面を見ているような現実離れした光景が展開されています。
最大のものは直径34mあり、衛星通信用パラボラアンテナとしては日本一の大きさ!
ちなみにですが、インテルサットはヨーロッパ大陸及びインド洋向けとアメリカ州及び太平洋向け2方向の国際通信。インマルサットは船舶通信を主目的とする移動体通信とインターネット通信を目的としていると説明されても、実は文字面以上の事は理解できていない・・「凄いねぇ」としか誤謬が無い😅
今回はマンホール収集も兼ねて、1982年12月に開業した「KDDIパラボラ館」にお邪魔させて頂きました。何と言うか・・ちょっとしたSF映画のセットみたい。
縁の下ならぬ海上海底の力持ち海底ケーブル敷設・修理船「KDDIオーシャンリンク」の模型。
欧州宇宙機関(ESA)が開発した人工衛星打ち上げ用の「アリアンロケット」。本物??!・・本物みたい・・だよね・・意味不明の会話😅
「日本最大級のパラボラ群が目の前に」、眼前に広がるのは、キャッチフレーズそのままの光景。
日本一のパラボラアンテナがデザインされたマンホール
「KDDIパラボラ館」入館記念のスタンプと、お土産にいただいたメモ帳。
点々と設置されたマンホールに、心ウキウキの施設訪問でした。
最後は「KDD」のマンホール。KDDは国際電話事業専業の会社として日本電信電話公社の一部を分離して1953年に設立、2000年まで存在した通信会社です。knowledge-discovery in databases(データベースからの知識発見)の頭文字から「KDD」と命名。2000年、KDDはDDIおよびIDOと合併し、KDDIが発足しました。
訪問&撮影日:2017年12月5日
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マンホールカード 頂きました。
2017年12月9日、第6弾として全国64自治体で66種類(累計252自治体293種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「山口市C」のマンホールカードは、「湯田温泉観光案内所」でいただけます。
1989年に設置開始されたマンホールには「KDDI山口衛星通信所の巨大パラボラアンテナ」がデザインされています。
「山口市は地震や台風などの自然災害が少なく、電波障害を受け難い盆地であることなどから衛星通信に適しており、市内には国際衛星通信センターをはじめ、有料多チャンネル放送や全国瞬時警報システム(J-ALERT)などの衛星通信基地局があります。 このうち、世界最大級の衛星通信センターであるKDDI山口衛星通信所には、巨大なパラボラアンテナが立ち並び、敷地内には国際通信の仕組みを「見て」、「触れて」、「楽しんで」学べるパラボラ館があります。 本デザイン蓋は、下水道の役割や重要性をパラボラアンテナの印象的な図柄で発信したいとの思いから制作しました。」