山口市仁保上郷、県道123号線沿いの一画に「平家の泉」の看板・・と、取水口💦。実際の平家の泉や平家岩はこの先を500m程歩いた先という事で却下😥 軟弱な私の足腰を心配してのご亭主殿の判断、従うしかありません
「八百年の昔、下関の壇ノ浦で源氏に敗れた平家の落人は各地に四散し、その中には平家一門の万寿姫もいた。姫はわずかな郎党に守られながら仁保川を遡り、上げ山の里を過ぎて小径にさしかかると行く手に巨大な岩が見えた。 岩の傍らには湧水が出ており、万寿姫や郎党はこの湧水を飲むと激しかった戦いの悪夢も徐々に醒めて穏やかな気持ちを取り戻した。ほどなくして岩に坐した万寿姫は笛をとりだし静かに吹き始めると、笛の音は静寂な谷間へ吸い込まれるように消えていった。この湧水で喉を潤した一行は休息の後、徳地白井の里へと旅立って行ったと言われています」現地案内より
引き返す途中、二保川の向こうに見かけた不思議な水車?らしきものと一寸法師と書かれたモニュメント。しかもこの法師、大きな鯉を釣り上げてます。気にはなるけども川の向こうでは如何とも😓
山口市仁保上郷、県道123号線沿いに見かけて立ち寄った「嘉村礒多(かむらいそた)生家:帰郷庵」
築後140年を経た私小説作家:嘉村礒多の生家を山口市が改修し、2010年11月27日にオープンした施設。囲炉裏やかまど、五右衛門風呂などを使った古民家生活体験など、日頃なかなか体験できないスローライフを楽しむ事が出来ます。
「私は都会で死にたくない。異郷の土にこの骨を埋めてはならない(随想:上ヶ山の里より)」
「道の駅:仁保の郷」に帰ってきました。実は平家の泉はここのレジの方が教えてくれた名所。お陰で美味しい平家の水も頂けましたし、帰郷庵の素敵な建物も見る事が出来ました。
KDDIの巨大パラボラアンテナに見送られて、仁保の郷を後にします。
訪問日:2012年11月12日