旧香取郡小見川町(おみがわまち)は千葉県の北東部、関東平野に位置した町です。佐原市、香取郡:栗源町、山田町、東庄町に隣接。利根川下流域に面する水郷地域内に位置し、西部と東部には丘陵が見られます。「町の木 :イブキ」「 町の花:ハナショウブ」「町の鳥:オオセッカ」「町の魚 :フナ」を制定。
古代において、小見川の大部分は海であり、陸地部には縄文人が住み着いていたため、現在でもその地域には貝塚が多数存在しています。町域には4~6世紀に作られた、三之分目大塚山古墳や、城山の古墳群など100基程が見つかっており、旧庁舎の敷地内には、城山第一号古墳出土品の「三角縁神獣鏡」などに関する案内がありました。
また「順天堂医院」の初代院長となった『佐藤尚中』の誕生地には、立派な記念碑などが残されています。
明治22年(1889)、町村制の施行により香取郡小見川町・豊浦村・神里村・森山村・良文村が発足。
1951年、小見川町、豊浦村、神里村、森山村が合併し、新たに小見川町が発足。
1955年、香取郡良文村と合併、小見川町が発足。
2006年、佐原市、香取郡栗源町、山田町と合併、香取市が発足となりました。
昭和36年4月7日制定の町章は「中の図形は洋々たる水をあらわし、水郷の邑小見川を意味し、円によって団結と和を表敬している。」合併協議会資料より
小見川町は町章のある規格マンホールのみです。
上水道関連では町章付き「消火栓」
町章付き「小見川町外2町消防組合 平成3防火貯水槽」
「○」の中に小の文字の知章付き「仕切弁」「空気弁」「空気弁付き消火栓」。
こちらの「消火栓」の知章に関しては、調査不足で確実な情報が見つかりませんでした。
「小見川町外2町消防組合 平成11防火貯水槽」と書かれた防火貯水槽。この地域の管轄は「香取広域 市町村圏事務組合消防本部」。小見川町外2町とあるのは、香取郡山田町、東庄町を指します。
撮影日:2014年5月18日&2019年3月13日
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