車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

輪島前(わじまさき)神社 in 石川県輪島市輪島崎

2017年11月27日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

輪島市輪島崎町、小さな半島中ほどの輪島漁港近くに鎮座される「輪島前(わじまさき)神社」。 御祭神は『少彦名神、菅原道真、伊弉冉尊(いさなみのみこと)、大山咋神』

創祀年代は不詳、社伝によれば「『少彦名神』を奉祀して、「天神社・手間天神社」と称し、仁平4年、京都北野から菅公を勧請して「天満宮」と称するようになる。文治2年、地頭職『長谷部信連』が社殿社領を寄進し、また、日本で初めて作った鳴る音が異なる、形の変わった鐘を蔵したというが、天保3年の津波、元禄3年の大火で社宝の悉くを焼失。従来は本社の外に左右に「熊野社・日吉社」の社殿を併立したが、天保13年、三社を現在の本殿内に併祀する。明治初年、「輪島前天神社」を現社号に改称。」

拝殿前より神域を守護されるのは、四肢の逞しさが際立つ大正七年(1918)八月建立の狛犬さん一対。 阿形さんの口元にはわずかに朱の後が見られ、奉納時は更に鮮やかに彩色されていた事が伺えます。

 

拝殿の横壁に収蔵されている竹の鯛は、輪島前神社大祭で使われる「鯛キリコ」の骨組みのようです。 動画などで拝見しましたが、漁師の祭りに相応しい豪快な「鯛キリコ」が走り抜けていました。

摂社「蛭子(えびす)社」は、大漁祈願の神様。漁師町には欠かすことの出来ない存在です。

かってこの神社が天神様であった頃の証。参道に奉納された一対の神牛。

輪島前神社の大祭で繰り出される神輿が収められた庫には、勇壮な瓦材の龍が屋根と庇の間から下界を見下ろしていますす。「キリコ」が舞い、「鯛キリコ」が走る夏の大祭、叶うなら一度は見たい祭りの風景です。

参拝日:2011年10月15日

 


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