旧度会郡小俣町(おばたちょう)は伊勢平野の南部に位置した町です。伊勢市、度会郡玉城町・御薗村、多気郡明和町に隣接。宮川左岸に位置し、参宮街道「宮川の渡」の渡河集落として発達。南東部は宮川の沖積地で水田が広がり、古代には伊勢神宮の小俣御厨として位置づけられていました。北部は明野ヶ原台地で江戸末期に開拓。町の西端部に標高40m前後の丘陵地(大仏山)が僅かに存在するが、殆どは標高20m未満の平地で、米作を中心にイチゴなどの施設園芸が行われています。「町の木:サクラ」「町の花:キク」を制定
明治22年(1889)、町村制の施行により、度会郡小俣村・北浜村・有田村が発足。
1928年、小俣村が町制を施行、度会郡小俣町が発足。
1953年、度会郡北浜村明野開拓地を編入。
1955年、度会郡有田村湯田・新村・井倉字妻ヶ広を編入。
2005年、旧伊勢市・二見町・御薗村と合併、新伊勢市が発足。伊勢市小俣町となりました。
マンホールには、町章と、「町の木:桜」が美しくデザインされています。浄水場の塀の向こうに見えていたマンホールの為、これが精一杯。
昭和33年(1958)10月20日制定の町章は「「小俣町の「小」を図 案化。円で和を、翼型で発展を 表し、明るく伸びゆく小俣町を 象徴したものです。」合併協議会資料より
撮影日:2010年4月3日
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