旧吉城郡国府町(こくふちょう)は岐阜県北部、飛騨地方にある古川国府盆地の東南部に位置した町です。高山市、飛騨市、大野郡丹生川村、清見村、上宝村に隣接。南方から流下する宮川と、東方から流下する支流の荒城川が盆地の両端を流れており、中心地は両河川に挟まれた形の地形となっています。東部にある飛騨の東尋坊と呼ばれる「あじめ峡」、西部の「宇津江四十八滝県立自然公園」などは町を代表する観光名所として知られており、宮川に架かる「四十八滝橋」では、「よそ八伝説」に登場する「旅の行者」と、行者の祈祷の末、昇龍になった大蛇のモニュメントが出迎えてくれます。「町の木:イチイ」「町の花:サクラ」を制定。
明治8年(1875)、 広瀬郷全8ヶ村、荒城郷内13ヶ村、古川郷内1ヶ村が統合、国府村となる。
明治22年(1889)、町村制の施行により、吉備郡国府村が発足。
1964年、国府村が町制を施行、吉備郡国府町が発足。
2005年、大野郡丹生川村・清見村・荘川村・宮村・久々野町・高根村、吉城郡上宝村と共に高山市に編入、高山市国府町となりました。
マンホールには「風土季の郷」「飛騨国府」の文字と、町の花「サクラ」が描かれています。
昭和32年(1957)8月10日制定の町章は「国という字を図案化し円に囲んだもの。国府村章として制定され、町制施行後に継承。」
冒頭の「よそ八伝説」の中で、大蛇は『およし』と言う女性になり、『よそ八』との間に子を設けます。やがて龍となって天に昇る事となった『およし』が、愛しいわが子に別れを告げる場面だそうです。
撮影日:2012年5月17日
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マンホールカード、頂きました
2020年12月17日、第13弾として全国50自治体で50種類(累計557自治体717種類)の マンホールカードの配布が開始されました。「高山市C」のマンホールカードは、「高山市国府支所」でいただけます。
1989年に設置開始されたマンホールには「風土季の郷・飛騨国府」の文字と、「町の花:桜」がデザインされています。
「町のシンボルである桜をデザインしたマンホール蓋です。 市内には桜の名所「桜野公園」があり、これらの桜は南北朝末期に大和国吉野山から移植されたものが始まりと伝えられています。 園内と宮川沿い約600mに約300本の桜が鮮やかに咲き乱れ、「飛騨・美濃さくら33選」のひとつとして県外からも多くの人が訪れます。 飛騨地方で唯一の国宝安国寺経蔵をはじめ、国重要指定の荒城神社、阿多由太神社など飛騨の匠の技を伝える建造物のほか、神秘な滝群と渓谷美の宇津江四十八滝等、市内には魅力的な観光名所が様々。 マンホール蓋の鑑賞とともに、これらの観光地にも是非足を運んでみてください。」
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